分かった!こういうことなのよね!【言霊 ヒ・二】
『古事記と言霊』を学び、わたしなりの解釈で、日常生活との繋がりを見ています。
父韻【言霊 チイキミシリヒニ】のうち、
今回は、最後の【言霊 ヒ・ニ】
【言霊 ヒ】
古事記の神様
於母陀流の神(オモダルノカミ)
日本書紀では「面足尊(オモダルノミコト)」と書いてあるそうです。
そこからも於母(オモ)というのは、面(オモ)、表面を表します。
陀流は、足る、完成するという意味らしい。
物事の事態がはっきりと分かって、言葉としての表現が心の表面に完成される。そんな意味と書かれています。
【言霊 二】
古事記の神様
妹阿夜訶志古泥の神(イモアヤカシコネノカミ)
妹…作用反作用の関係により
【ヒ】が心の表面、
【二】は、心の中心、心の底
心の中心部分に物事の原因となる音(ネ)が煮詰まり成るという意味。
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あるある!
わたしもよくあります。
何となく分かってはいるのだけれど、
どう言葉で表現したらいいか分からないこと!
書いたり、話してみたりしているうちに、、、
あっ!そうそう!こういうことが言いたかったの!
ということ。
そうするうちに、自分の心の奥底にも響いて、自分が一番納得するっていう〜
相手は、
「あ、そう…」
「そうなんだ」
「はい」
程度の反応なのよね。。。
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これで父韻が全て出揃いました。
ウオアエ
ウヲワヱ
の母音、半母音の主体と客体という大自然。
そのまま、ただあるだけのもの。
生まれたそのままの姿。
そこに、人が見て、聞いて、考え、感じて生活を創造していく知性の働きのある父韻が噛み結ばれ、現象が生まれます。
現象として起きるのは一瞬のこと。
一瞬のことなのにこれだけの意味を持っているなんて凄いです。日本語。
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起きている現象は、良いも悪いもなく、ただそうであるという事実のみ。
これが【母音 ウアオエ・半母音 ウワヲヱ】だとすると…
そこに感情や思考が加わって、人それぞれの捉え方となります。
それが【父韻 チイキミシリヒニ】
主体と客体、どちらかに偏る時もあるのでしょうね。
作用反作用、陰と陽、どちらかに偏る時もあるのでしょうね。
それぞれですね。
この先が、さらに楽しみになりました。
ありがとうございます😊