PHP Laravelインストール
Windows PCでPHP書こうと思ったらPHP入ってなかった!というときの備忘録です。
PHPインストール
ここでのPHPのインストールは以下の作業をします。
①PHPダウンロード
②php.ini ファイル用意
③環境変数の追加
④再起動
公式サイトからダウンロードします。
Windows downloads のリンクをクリック、最新版を選択します。
Non Thread Safeと Thread Safeがありますが、「Thread Safe」で。
x64とx86 がありますが、「x64」で。
Non Thread SafeはFastCGI用だよと書いてあります。
86は型番で、64はビット数です。86は32ビットコンピューターのことで、古いです。
Zipファイルをダウンロードしたら、解凍します。
解凍したフォルダを置く場所は、分かりやすく Cドライブの"Program Files"に置くことにします。(私が見たときは8.3.10が最新版だっただけで、皆さんのナンバーとは違うことになります)
C:¥Program Files¥php-8.3.10-Win32-vs16-x64
②のphp.ini ファイルの編集に移ります。
解凍したフォルダ内に以下のファイルがあるので、名前を php.ini に変えます。無くなるのが嫌なら、コピーを作っておいてバックアップすればよいでしょう。
初期状態では色んなモジュールを使う想定になっていないので、この ini ファイルは自分のやりたい事用に書き換えるものです。
php-development.ini
③の環境変数の書き換えです。
Windowsのユーザー環境変数として PATHに「C:¥Program Files¥php-8.3.10-Win32-vs16-x64」を追加します。
- ユーザー環境変数のPathを選択して【編集】
- 環境変数名の編集で【新規】でphpフォルダの位置を記載します。
これが出来たら OKボタンを押します。
![](https://assets.st-note.com/img/1725660246-yE18tuOZbMXIdCpDSsznVJAa.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1725660401-wMm6uSyWVLgJ8OXGAhrDNpeq.png)
④パソコンを再起動します。
これでPHPのインストールが出来ました。
Laravelインストール
以下を進めます。
① Composerインストール
② php.iniをLaravel用に書き換え
③ Composer コマンド実行
④ database.sqliteファイルの作成
⑤ .envファイルを書き換え
⑥ artisan コマンド実行
まずComposerを導入します。
以下のリンク先の Composer-Setup.exe をダウンロードして実行します。
Introduction - Composer (getcomposer.org)
完了したら、パソコンを再起動します。
再起動後、コマンドプロンプトなどで composer と実行すると、導入の確認ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1725661299-qlKJNpWSHngZ0wk2Vt6DYXjQ.png?width=1200)
②Laravelに必要な extension を明示します。以下がコメントアウトされているので、先頭の" ; "を削除して保存します。
// php.iniファイルの939行目あたり
extension=fileinfo
// 同じく 957行目あたり
extension=pdo_sqlite
③Composerコマンドを使ってLaravelプロジェクトを作成します。
composer create-project laravel/laravel example-app
④出来たプロジェクト内に、 database.sqlite というファイルを作成します。やり方は何でもよいです。
⑤プロジェクト内の .env ファイルを書き換えます。データベースとして、sqliteを使うこと、作成した database.sqlite ファイルを使うことを明示します。
// .envファイル 22行目あたり
DB_CONNECTION=sqlite
DB_DATABASE= <ここにdatabase.sqliteへの絶対パスを記載>
//30行目あたり
SESSION_DRIVER=file
⑥作成したプロジェクト内に移動し、artisanコマンドを実行してLaravelを起動します。
php artisan serve
これで Laravelが動きました。