サラリーマンの視座

最近、視座と言う言葉をよく耳にする。

ネットで引いてみると「物事を認識する時の立場。」という事で何となくわかるような、わからないような。

英語に訳すとVisionと言うことらしく、これだけ見ても何となくイメージわかないというか。

そして、視座 は高い、低いとなるらしい。

これらを全部組み合わせると何となくわかるような気がしてきた。

つまり、どの立場から物事を見ているか、サラリーマンに例えると、どの役職の視点で物事を捉えているかと理解した。

そこで、更に疑問となるのが視座の高い人と低い人との違いである。

個人的に思うのは視座と言うのは自分のいる位置より上は見辛いのではないかと言うことである。なので視座の高い人は実際にいる役職より上の視線で物事を見るのでやらされている感が少なく、かつ、一歩先んじて仕事をするので成果に結び付きやすく、結果、出世も順調と言うことである。

反対に視座の低い人は言われたことしかできず、その立場ではそこそこ出来ても、なかなか昇格はさせられないという評価になってしまうのだろう。

ところが視座は高いんだけど薄い人と言うのがいるのだと思う。つまり、高い目線から考えるんだけど、自分の役職でやるべきことが得意じゃないとか、わかってない人はこれに当たるんだと思う。そうすると、同じ立場の人の仕事をバカにしたりする割には手が動かず成果に繋がらない人である。
こういう人は視座が高くとも評価はされない。

なので、できるサラリーマンとしてはできるだけ高い視座から物事を見るんだけど、厚めの視線で、自分の本来の視座はもとより、出来れば下の方まで見てあげられると、上の気持ちも下の気持ちもわかるしかもやるべきこともちゃんと出来る「出来るサラリーマン」になれるのだと思う

上の人は現場がわかってないのにあれこれい言ってとか、下のあいつらわかってないとか、自分の直の上司より高尚なことを考えているはずなのに何でか評価されないと思っている人は自分の視座の高さと厚みを見直してみると良いかもしれません。

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