【2日目】アンナプルナサーキット(ネパールでヒマラヤトレッキング)
■予定
ナディ(標高900m)→ジャガット(標高1,300m)
約6時間歩く行程
■日記
【5:45】
起床。結構寒い。朝からお水作り。
空ペットボトルに水道水を1リットル入れて、タブレットを一錠入れれば、飲み水の完成だ。山の中ではこうして飲み水を確保する。
宿や街でもペットボトル売ってるが、高い。タブレットなら50錠入りで450円なので1リットル9円で水が飲める。ただ、タブレットを入れてから30分間時間を置かなきゃいけないのがネック。
【7:00】
朝食。チベタンブレッドにオムレツにジャガイモとブラックコーヒー。
チベタンブレッドは揚げパンほど重たくなくほんのり甘くて美味しい。
蜂蜜が日本の偽物はちみつとは違い純はちみつで嬉しい。
【7:30】
次にいつこんな綺麗なトイレを使えるか分からないのでしっかり出しておく。
【7:40】
出発
一緒に行動してるマレーシア人のガイドとポーターをパシャリ
2人とも陽気でいいキャラをしている。右のポーターは、時間が経つにつれて疲れてテンションが下がっていくのが面白い。
左の26歳のガイドは、音楽好きで常に携帯で音楽を流している。
【8:30】
川の途中にダムがあり、そのすぐ下には水力発電所がある。
【9:10】
妻が荷物を持ってくれた。約30分ほど背負ってくれたから休憩できた。
【10:15】
休憩。誘惑に負けた。280円のコーラをまけてもらい、200円で購入
【10:45】
再出発。マレーシア人の1人が疲労困憊で休憩ながめ
日差しが強いので日焼け止めを塗り防止をかぶる
【11:00】
この地域のカーストのお墓。
これで一人分お墓だと言う。
亡くなったら遺族や親しかった知り合いで川で遺体を燃やし、遺灰は川へ流すので、お墓に遺灰があるわけではない。
ガイドのシヴァさんのカーストでは、親戚や家族が亡くなったら10日ほど学校や仕事を完全に休み、山など誰とも会わない場所で隔離するという。
その10日間の間は、ただの白米とギー(バター)のみを昼に食べれるのみらしい。
【12:15】
この日はフラットな道でハイキングみたいだと言われたが、嘘だった。
余裕でアップダウン激しく山越えするし、階段地獄は何箇所もあった。
油断してただけに、疲労も増したが、景色を見てなんとか息を吹き返す。
途中、いくつもの村や集落にでくわし、ナマステと挨拶するとみんな笑顔で返してくれる。
広大な山に段々畑が綺麗に整備されていて圧巻の景色だった。
とある村では当分雨が降らないため、村長が牛糞とミルクとギー(バター)を混ぜてお供えし、雨乞いのお祈りをしていた。
後述するが、嵐のような雨が急に降ってきたので、祈りが通じたか。下の村まで雨が届いてればよいが。
【12:30】
お昼ご飯を食べるレストランに到着。
ついこの間生まれたばかりの子犬を見て、癒される。
【13:30】
やっとお昼ご飯。注文してから1時間待った。かなりのタイムロスだが体は休まった。
私はミックスフライドライスで妻はチキンフライドヌードル
【14:00】
だいぶ時間が押してるので、さっさと食べて再出発。
しかし、出発直後すぐに雨が降ってきた。しかもかなりの本降りでカッパを着用
私はリュックが大きいのでが大きめのカッパを購入したのだが、速攻で浸水。
普通のカッパよりも高い金出してクオリティは下がるという。。
ただのサウナスーツと化し、汗と浸水した雨水で余計ビチョビチョに。寒いところでダウンとか濡れたら終わるんだが。
【15:00】
こんな川を渡る橋を数回通った。
結構揺れるし下の隙間から川の景色が見えてスリリングな橋だ。
恒例の夫のジャンプ揺らしで怒る妻。小学生みたいですいません。
ガイドのシヴァさんは川を渡る際、頭と胸に手を交互に3往復させお祈りする。川には神様がいて(ヒンドゥー教にとって神様のヘビがいるから?とか言うようなことを言っていた)、そこを跨ぐためお祈りをするのだという。
その後は疲れすぎて記憶があまりないand写真も撮れていない。ひたすらにアップダウンの道を繰り返す
【15:10】
このような結構立派な滝を10個以上見た。飽きずに全部の滝に魅了される。
と、上の写真を見て、手前の草に気に目がいった方は要注意人物。大麻が生えてる。
ガイドによると過去に吸った人の残骸から芽が出たのだという(本当かは分からんが)
これは、ポツンと生えてるが、畑か?と思うほど大量に生えてる場所が結構あった
【16:00】
今日泊まるジャガットの宿に到着。最後の30分間の登りはマジでしんどかった。
そして部屋がめちゃくちゃ綺麗。インド以降ネパール含め1番クオリティ高いんじゃないかってお部屋だった。
部屋の窓からは雄大な渓谷と川や滝が見える絶景ビュー
【17:30】
ゲストハウスから15分山を降りた川沿いにある温泉へ。
宿に到着直後は疲れすぎてて行かないと答えてしまったが少しの休憩で我に返り行くことに。
到着したが、溜まっていた温泉の方は汚くガイド達が交渉して管理人らしきおっちゃんに、もう片方を溜めるよう説得。
説得でき、新しいお湯溜めにみんなで入る。たまたま同じタイミングに降りてきたオランダ人カップルも一緒だ
熱いお湯と冷たい水を掛け合いはしゃぐ男子たち。
水ホースのポジションを確保し主導権を握る私。
そのあと、全員の標的になり、熱湯をかけられまくる。サバイバルではまずは目立たないという教訓を得た。
【18:15】
みんなで戯れ合いながら、のぼせるまで入り退散。
オランダ人カップルの女性は下着で入浴。
ズボンを脱いで温泉に入る際、オランダ人彼氏が目を閉じてとみんなにお願いして、私は彼女と反対方向を向き、男性陣を見ていたらネパール人ガイドはフル無視してガン見。
シュールでめっちゃウケた笑
降りてきた山を20分かけて登り、汗だくに笑
【19:10】
宿に戻ったらすぐに夕食。妻はネパール料理のダルバートで、私は超具だくさんピザ。かなり美味かった。
【20:00】
レストランにいた他の登山客と談笑。
白い犬を可愛がっていたら、別の登山者から話しかけられ、なんと明日の私たちの目的地からきた登山者に1日付いてきてここまできたらしい。
私たちに、明日ダラパニまで連れて帰ってあげてとお願いされた。
楽しみが増えた。朝いれば連れて行こう。
ちなみにその犬は部屋まで勝手についてくるほど懐いた。
夜も部屋に連れてきて一緒の部屋で寝ようとしたが、犬嫌いの妻に断固拒否された。
【21:30】
部屋に戻りSNSチェックとnoteブログの更新。
その横で妻はもう爆睡している。
【22:00】
就寝。明日は7:00に朝飯で7:30に出発。
同じコースで同じツアー会社だったので行動を共にしていたマレーシア人の二人組は、そのうちの1人が疲労困憊で、全徒歩を諦めて明日はジープで行くらしい。しかも明日の私たちの目的地のその先まで。
正直めっちゃ羨ましいが、強い意志を持って明日からも頑張る。
おやすみなさい。