リアライブの人事ポリシー、人事評価制度を徹底解説します
リアライブの人事ポリシーとは
リアライブでは、多様な個性を尊重し、一人ひとりの強みを活かすことが個人の総和以上の組織力を生み出し、健全な生産性を向上させる原動力になると考えています。一人ひとりが自分の強みに気づき、各人の強みを掛け合わせることで、よりパフォーマンスが上がる組織をつくるための在り方を日々追求しています。
それらを実現するためには、以下の4つの指針を掲げております。
それぞれの指針について、実際にどのような取り組みを行っているのかを順に解説します。
成果に対して高還元する仕組み
リアライブの人事評価制度は「役割等級制度」「評価制度」「報酬制度」の3つから構成されています。
役割等級制度
役割等級制度は、能力・職務に応じて各人に求められる役割が定義されており、業務を遂行する際の権限や責任、処遇などの根拠となります。簡潔にいうと、年功序列ではないとご認識ください。
リアライブでは、営業部門に所属するセールス職と非営業部門に所属するプロフェッショナル職に分けて、役割を定めております。
また、セールス職とプロフェッショナル職には、それぞれマネジメント部門とエキスパート部門と呼ばれる役割が存在しております。マネジメント部門はリーダー以下の部下を持ち、マネジメントの役割を担います。一方で、エキスパート部門は特定の部下は持たずにプレイヤーとして高次元な役割を担います。マネジメント部門またはエキスパート部門のどちらの役割を担うかは本人の希望、強み、組織状況に鑑みて総合的に判断します。
参考までにセールス職のマネジメント部門とエキスパート部門の役割等級のベースとなる基準をご紹介します。
昇格の基準
評価項目は「実績」「役割実行能力」「人格」「スタンス」の4つを基準としています。何か一つの項目が突出していても昇格は難しく、4つのバランスから総合的に判断されます。
評価制度
「パフォーマンス評価」と「バリュー評価」で構成されます。
パフォーマンス評価は成果に基づいた定量的な指標です。一方で、バリュー評価は、バリュー(行動指針)に基づき、その行動ができていたかを指標としています。そのため、成果だけでなくプロセスも評価対象になります。
数字責任が伴うセールス職はパフォーマンス評価を年1回、バリュー評価を年4回行います。プロフェッショナル職は、バリュー評価を年4回行います。
バリュー評価は以下3つのバリューに基づき評価されます。
パフォーマンス評価とバリュー評価のウエイトはグレードに応じて異なります。バリューの考え方として、成果を上げるためには3つのバリューがどれほど体現できているかも重要になります。グレードが上がると、バリューは一定数体現できているという前提のもと、パフォーマンス評価のウエイトが大きくなる仕組みにしています。
評価方法については、各人がパフォーマンス評価とバリュー評価の評価項目ならびに項目ごとの評価ウエイトを設定します。評価項目は会社から、または各事業部ごとに予めて定められている場合もあります。設定した目標を四半期ごとに点数化し、その合計点で評価が確定します。
報酬制度
MBOシートの評価点数によって、昇降給のピッチ額が変動します。
MBOシートによる評価点数以外にも業績に応じた業績連動賞与とセールス職の売上目標達成率に応じた各種インセンティブがございます。
成長機会を生み出す仕組み
裁量のある環境、チャレンジできる環境の拡充はもちろん、個人の強みを磨くための能力開発や教育・育成機会を大切にしています。
教育・研修制度(一部抜粋・順不同)
ビジョンシェアリング
Respect研修
リクエストランチ
マネジメントコミュニケーション研修
採用戦略スキルアップ研修
リーダー合宿
マネージャー研修
幹部研修合宿
営業スキルアップ研修
イベント運営スキルアップ研修
営業顧客管理研修
キャリアアドバイザー(CA)スキルアップ研修
福利厚生
スキルアップ支援制度
良い人間関係を作り出す仕組み
リアライブでは個人の強みを活かし、より良い事業・組織を創るために「人間関係の質」が何よりも大切であると考えています。
人間関係の質を高めるためにまずは、お互いを理解し、尊重し合うことから始まります。リアライブのバリューに「Respect」が含まれているのも、これが理由になります。この考え方は、ダニエルキムの『組織の成功循環モデル』を活かしたものになっています。
また、4月より関係の質をさらに向上させるために部活動制度をスタートさせました。
部活動制度
ワーケーション
マネジメントコミュニケーション研修
ブレない理念に通じる事業展開
リアライブは理念と事業の一貫性を大切にしています。理念に対してブレることなく、高品質なサービスを展開することにこだわっています。直近1年以内には、以下の取り組みを行いました。
リーディングマーク社との業務提携(2021/6~)
適性検査クラウド「ミキワメ」を開発されているリーディングマーク社と業務提携を開始しました。採用活動におけるマッチングの精度をさらに向上させるために、性格検査による性格可視化技術を用いた採用イベントや人材紹介を展開しております。
プレスリリース
リアライブ、株式会社リーディングマークと業務提携 Personality Tech(性格可視化技術)を用いたマッチングイベント・人材紹介を実施
業務提携の後日談(代表同士の対談インタビュー)
リーディングマーク×リアライブ 業務提携開始。ミスマッチをなくすため、唯一無二となる採用活動の新たな仕組みをつくる
CSR活動
2021年度(10期)より当期純利益の一部をキャリア教育のための寄付またはボランティア活動に充てています。どのような活動を行うかはプロジェクトを発足し、プロジェクトメンバーで決定します。プロジェクトメンバーは公募制で募り、毎年変更します。
第一弾:Teacher Aideとの共催ウェビナーを実施
将来的に教員を志す学生、若手教員、または教育に関心のある学生・社会人向けに、リアライブの創業10年間での就活支援事例を織り交ぜながら、これからの教育の姿や教育の在り方について考えました。
※ウェビナーページ(終了)
Teacher Aide×リアライブ 人材育成のスペシャリストとともに 未来を作る教員のすがたを考える会
※ウェビナー開催レポート
【CSR活動レポート#1】Teacher Aide × リアライブ 人材育成のスペシャリストとともに 未来を作る教員のすがたを考える会
第二弾:Coming Soon…
DIVE INTO CODE社との業務提携(2022/5~)
プログラミングスクールの運営を行うDIVE INTO CODE社と業務提携を開始しました。リアライブのエンジニア向け人材紹介サービス「テックエージェント」にて、エンジニア就職を目指す学生向け、DIVE INTO CODE社のIT学習プラットフォーム「DIVER Learnings」を一定期間全額負担することになりました。
プレスリリース
エンジニア就職志望学生にプログラミングスクール受講料を一定期間全額負担。リアライブとDIVE INTO CODE 業務提携のお知らせ
SMS連動型電話リマインドサービス「オートリマインダー」を新リリース(2022/6~)
オートリマインダーは自動で電話発信が可能なシステムサービスです。採用活動で発生するオペレーションタスクの工数を必要最小限にし、人事業務の効率化を推進します。
プレスリリース
採用活動の生産性向上と業務効率化を推進するSMS連動型電話リマインドサービス「オートリマインダー」を正式リリース
マネジメントコミュニケーション研修「MaRS研修」を新リリース(2022/8~)
「自分の普通」と「相手の普通」は異なることを学び、それぞれのタイプの人にあったコミュニケーションを学ぶ研修です。上司・同僚・家族とのより良いコミュニケーション、部下・メンバー・後輩に対してのマネジメント、お客様へのセールス、自分自身のヘルスケア(メンタルヘルス)など様々な場面に活用できます。
『MaRS(Management communication Relationship Self care)研修』を開発し、新たな自社サービスとして企業の定着支援も行っていきます。
さいごに
採用活動では、企業の魅力を可視化する際に「企業理念」「ビジネスモデル」「人・社風」「環境」の4つに分類することがあります。
企業理念やビジョンを掲げている会社は多いですが、それを実現するビジネスモデル(事業・サービス)と連動していなければ企業理念やビジョンは形骸化してしまいます。
リアライブは「入社3年後のミスマッチをなくす」を掲げており、ミスマッチをなくすために、従来の就職・採用支援事業にとどまらず「データ活用」や「教育」「定着」支援事業を展開していく予定です。
人や社員の良さは何から生まれるかと言うと、企業理念やビジョンと良いビジネスモデルだと考えています。それらの軸がしっかり定まっているからこそ、社員が仕事をするうえでの熱量も自然と生まれます。
そして、環境が良くなるのは良いビジネスモデルとそれを動かす良い人材(リアライブの採用要件にマッチするという意味で)がいるからです。事業が成長していくにつれて、環境も変わります。
今回は人事ポリシー、人事評価制度のご紹介を通して、リアライブの事業や組織に対する考え方をまとめました。まだまだ、完璧とは言えないですが、昨日よりも今日、今日よりも明日の精神を大事にしながら、社員一丸となって「いい会社」づくりを行ってまいります。