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パワハラ社長の「恐怖の支配」3つの法則


ポイントは、「突然」「集団の前での恫喝」そして、「2,3日に1回」

法則1 「突然」が効果的

恐怖の支配で大事なのは、「社員は恫喝がいつ起こるかわからない状態におかれていること」です。いきなり、突然、沸点に達した恫喝で、従業員を恐怖で支配することが大事。

従業員は、常時、緊張感と恐怖感の支配におかれ、次第に「絶対的な服従心」と「無力感」を抱くようになります。

いやー、本当に上手です。どこで学んできたんだろう、興味津々(部外者視点で)。

法則2 「集団」の前で恫喝しないと意味がない

一人に恫喝しても意味がないです。
オフィスのみんながいる場所で。会議室なら、声が聞こえるボリュームで(←ここ大事)。

集団の前で恫喝することは、対象のみならず、社員全員に「いつ自分がターゲットになるかわからない」恐怖を植え付けることができるからです。

絶対にいらない、一石二鳥。

法則3 緊張感ばかりでは、社員は疲れる。2,3日に1回

パワハラ社長にとって、服従してくれる社員には、何が何でも長続きしてもらいたいと思っているはずです。ですが、社員は、緊張感ばかり疲れてしまいます。疲れを取る方法、それは、「社長が外出すること」です。
パワハラ社長は、とても外出が多かったです。そして、そのタイミングも本当に巧みでした。だいたい、2日か3日くらいのターンで、外出と恫喝を繰り返すのです。1日は外出、1日は恫喝、1日は監視(在席)のような感じ。感心します。

3日に3日、外出していればいいのに(常時リモート希望)。

恐怖支配は、「三流」の経営者

私は、恐怖支配の経営者は、三流の経営者だと思っています。
ですが、いつになっても三流の経営者は駆逐されません

なぜなのか。

私は、従業員が経験してきた、「男性縦社会がもたらす弊害」「体育会系な気質」が影響しているのではないかと思っています。担ぐ人がいるから、神輿はあがるのです。

それは、また後日に詳述します。

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