143日目　森薫と入江亜季展

　森薫と入江亜季展に行ってきましたよと。
　この展示は昨日検索していたらやっていることを知って今日行くことにしたんですよ。両漫画家さんともコミックを買っていて好きな作品なのでヨシ行くかと行って参りました。
　お二方とも紙とペンのアナログで作品を作られているということで漫画を読んでいても線がすごい良いんですよね。やっぱりアナログはアナログの良さがあるんだなと。
　で、実物の原画を見てきたのですけどもこれがとても良い！紙のコミックでは見えづらい、デジタルでもズームするとボケてしまう線の繊細さ、書き込みがよく見える。作画がきれいな両人だからこそその良さが更によく分かる。行って良かったですよ本当に。

　で、もっと驚いたのが、お二方とも修正のホワイトがすごい少ないんですよ。他の漫画家さんの原画展とかも行ったことあるのですがそこでは結構ホワイトが使われていて苦労して描かれているんだな、と思っていたのですが、この書き込み量と線画でこんなに修正が少ないのかと。ホワイトで直しているところも間違えているからというよりもよりよく見せるためといった感じで直していました。
　まあ週間連載の早く描かなきゃいけない作画と月刊、隔月でちょっと余裕ある作画での違いはあるんでしょうけどそれにしてもすごいと思いますよ。
　
　展示の広さ的にはそんに広くないんですけど、展示作品の密度と作画の密度合わさっってかなり見る時間を要しました。大体2時間オーバー、大きめの絵画展示と同じ位時間かかりましたよ。
　ちょっと残念だったのが今回の展示用の描き下ろしメインビジュアルのグッズがポスターと複製原画しかなかったこと。クリアファイルかポストカードで欲しかったなあ。でもB2ポスター1200円は十分安いんですけどね。今日はまだ他に予定があったのでデカいB2ポスターは持ち歩けなかったんですよ残念なことに。
　今度ポスターだけ買いにいこうかな。