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The Catapult 第一話
まずは飛翔体製作のイメージから
さて今回から授業が始まったので大まかに制作の道筋を立てていくことにした。
とにかく初めに飛翔体を制作しその後その形にあったカタパルトを作っていく。
なんとなくこの形が飛びそう!!と当てずっぽに飛翔体を製作するのではなく既存製品の形から飛行の原理を紐解き飛翔体製作の材料、アイデアにしようと考えた。
飛翔体製作にあたって初めに100均のプラスチック飛行機を購入。まずはどんな形が飛行に適しているのか調べることに。
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上の写真のように飛翔体に画鋲を刺し重さの比重を変え、飛行の様子を動画に収め実験してみる。
全部で十パターン実験し図にまとめた。これからの飛翔体製作の良いヒントになるだろう。一つずつ詳しく見ていく。
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1 羽の両端
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羽の両端に重りを設置した。飛翔体は大きく上下に揺れながら飛行し、左右にも大きくブレてしまって軸を失ってしまっていた。羽に重りは要らないのかもしれない。
2 羽とボディーの中間付け根
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結果これも不安定な結果に。小刻みに上下に揺れすぐ落ちてしまった。
3 羽とボディーの付け根上下と飛翔体先端
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2と比べ飛行距離は伸び、不安定さは少し解消されたもののまだ不安定な飛行だった。羽とボディーの付け根に重りは要らないのかもしれない。
4 羽とボディーの付け根の下に一つと飛翔体先端上面から一センチ後ろに一つと飛翔体先端下部に一つ
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ここら辺から表記するのが面倒に、詳しくは図を見てほしい。今回は先端方向に沢山重りをつけたおかげかかなり低空で伸びのある飛行をしてくれた。やっぱり先端に重りを置くのがマストなのか?
5 羽とボディーの付け根に二つと羽の両端にも二つ。
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なんとこれが意外と飛んだ。飛ぶというより滑空しているイメージだった。滞空時間が長くかなりの距離を飛行してくれた。羽を重くする分ボディーも同じく重くすれば安定することがわかった。飛翔体全体のバランスが大切?
6 飛翔体先端に一つ
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王道シンプルな先端に重りを足してみることに。なんとこれが一番飛んだ。軸がブレることなく安定していた。滑空というより飛行しているイメージ。スピードも今までで一番速かった。
7 飛翔体先端と中間に一つずつ
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こちらも長め。かなりいい感じだが6番の方が飛んでいた。
8 飛翔体先端に二つと飛翔体先端から一センチ後ろに一つ
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じゃあ先端に沢山重りを置けばいいじゃんと調子に乗って足しすぎた結果。結局不安定に。上下に激しく揺れながら飛行して落ちてしまった。重すぎは逆にバランスを崩してしまうことがわかった。
9 7にプラスして飛翔体のケツに一つ
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これが一番ひどい結果だった。不安定で軸もブレブレ。飛行距離も一番短かった。とにかく後方には重りを置かない方が良いとわかった。
10 羽とボディーの付け根の上下に三個ずつ、計六個
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これもひどい。すぐ落ちてしまった。すぐに低空飛行になり安定はしていたものの飛行距離は短かった。重りは付けすぎない方がいいとわかった。
以上の結果から紐解ける結論
・重りは極端に付けすぎない。「機体全体のバランスを崩さない程度」
・先端に配置すると飛行時のスピードが上がり伸びやかな飛行をする。
・羽の先端に重りを配置し機体全体のバランスも取れれば滑空する。
・機体後方はなるべく軽くする
・重り、重心は羽とボディーの付け根より先端方向にあると良い。