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【昔話】ガックンチェック

今回は、昔のお話です。
パチンコ店勤務も長いといろいろなことがありました。
こんなこともありますよ。というお話です。

ガックンチェックを聞いたことありますでしょうか?
簡単に説明すると、パチスロ台は設定変更すると変更後1回転目だけ
リールがガタガタっとブレることがあります。
これを利用すると設定狙いに役立つことが多いのです。

当時、勤務していたお店では、設定変更後に1回転まわして変更をわからなくしてしまうということをしていませんでした。
それは店長(お店)の意思で、せっかく朝早く来ていただいたお客様へのサービスという意味もこめられていました。
いわゆる早起きは三文の徳で、少しだけ有利だよっていうアピールでした。

前日出た台がガクらなければ据置でかなり美味しい思いができます。
それを利用して勝っていくお客様
しかし、その中に一人素行の悪いお客様が現れたんです。
自分の台を確保しておいて、めぼしい台を次から次へと1回転だけ回していく、、、
さらに他のお客様からもクレームは入る様になってしまいました。
まあ当然お店側から注意もしましたし、数日間様子を見たのですが
どうやら言う事をきいてくれないようです。

とうとう店長も仕方ないか、、、という思いになってしまったようです。

ある日
店長より、ジャックさん少し手伝ってくれる?
と声がかかりました。
店長はある一台を写真にとると、設定を打ち換え
私に
『この写真の出目とまったく同じになるように目押しして!』
とメダルの入ったドル箱を渡してきました。
スロットが得意だった私は数分でその出目を完成!
店長はにっこり『ありがとう』と、、、

そうこの台は前日の高設定台
問題のお客様が閉店時の出目をチェックしていたのも店長はモニターで確認済
あした、そのお客様はその台を必ず狙ってくる、、、

もちろん、その当日
問題のお客様はその台を確保され、、、、かなり負けていきました。
その日以来、来なくなってしましましたね

みなさんもルールは守りましょうね
お店側は多少面倒でも、とんでもないことをやる場合がありますからね(笑)


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