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私のオッズ理論

競馬初心者の私は競馬を始めて数カ月の間、予想ができなくてどうしたものかと途方に暮れていました。
ある時こんな情報を目にします。
1倍台の1番人気の馬はやはり馬券に絡む
4倍台の1番人気の馬は買いづらい
オッズにより信頼度がかわり、勝率に影響あるなら
勝率の高いときだけ買っとけばよくね?
そう考えたのです。

いろんな情報を見ましたし、調べました。
そして、JRAーVANのTARGETを導入し、過去データを漁るようになりました。
1番人気の勝率の真ん中はどこ??
さかいめとなるオッズはどこなんだろうとエクセルで表を作ったりしました。
いろんなことを調べていくうちに
いっそのこと、オッズを入れたらどのくらいの勝率ですよって可視化する方法はないかな?と思いました。

もちろん、競馬を自分で予想できたほうがいいに決まってます。
でも、覚えることが多すぎて、自分で予想できるようになるまでかなりの時間がかかることは明白でした。
覚えるまでに楽しめないなと・・・

自分で予想できるようになるまでの間、ほかの予想家に乗ってるのもありだとは思うのですが、外れたらその人のせいにしてしまいそうで、なんだか気がのらなかったんです。
オッズはそのレースに参加した人々の集合知
私は、全員に乗ってやろう!そう思いました。

競馬を初めてから2カ月くらいのとき、統計学のロジスティック回帰分析というものに出会います。
医療とかにも使われている考えで、こういう場合に結果がこうなる割合はいくつ?というものをパーセント表示できるものです。

これだ!!

そう思い、猛勉強して理解し、それを競馬のオッズに利用します。
毎日毎日パソコンをパチパチして、ようやく完成します。
それが、添付されているエクセルファイルです。

データの都合上、12番人気以降になると、おかしなことになったので、私が作ったものは12番人気までとなっています。連対と複勝の部分も10番人気までとなっているのは、11番人気以降の信頼度が極端に落ちるため計算結果を出していません。(詳しく言うと統計学のp値(信頼度を示すもの)がおかしなことになります。)

作るうえで、元データの取捨選択は細かく行っています。あまりに細かいので、その内容までは割愛させてください。過去データは中央競馬の重賞13年分から作成してあります。

ツールの使えるレースは中央競馬の重賞のみです。
オッズは最終オッズを使っているので、締め切り直前がいいのですが、意外に数時間前でも馬券が当たることも経験しました。

実際につかうとこんな感じになりますという例を上げますね。
2024年5月5日のNHKマイルカップ(G1)です
最終オッズはこうでした

この単勝オッズをエクセルのファイルに入力します

するとこのようになりました。
・断層の欄は、その人気馬のオッズとその下のオッズとの倍率です
(2番人気が3.2となっているのは、3番人気のオッズ9.2を2番人気オッズ2.9で割ったものです)俗に断層が多いほどその人気馬が入賞すると言われています。
・1着となっている欄は、過去データの単勝データから計算されたもの
・2着までの欄は馬連のデータより計算されたもの
・3着までの欄はワイドのデータから計算されたもの
です。
計算結果から2番人気と10番人気、7番人気も好走するという予想ができます。
結果はこうなりました

2番人気と10番人気が見事に3着内にきました!!
7番人気はどこ?(笑)

そうなんです、結局は完璧に当てることはできません。
なんとか馬券種を駆使して選んで買うしかないんです。

この作ったツールの3着内にくる確率は、100%以上の馬すべてとすると約30%くらいです。
実際に過去データと照らし合わせ、上位4頭をワイドBOXで買うと
回収率は約90%くらいになります。

そう!!勝てません(笑)

このツールに頼り切ったことはしないほうがいいですが、
どうしても☆を付けたいとか
全然見えないから、予想してもらう分にはいいかもしれません。
私も、自分で競馬を予想できるようになりましたが、今でもたまに使っています。
オッズはみんなの集合知なので、世間のみなさんはどう考えているかな?程度でみるのがいいと思います。
ダウンロードは無料にしておきます。
あなたの競馬予想のお手伝いができればいいなと思います。
たのしい競馬ライフを!!

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