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【魔王の診療所】この世界の人間たちが、理解することが不可能であった『解離性障害』とは?

『多重人格』(解離性同一性障害)や『解離性障害』の、『解離』に関して、『宗教』の教祖も、『スピリチュアル』の教祖も、『精神医学』の専門家である精神科医も、『心理学』が専門の心理学者も、『哲学』が専門の哲学者も、もちろん、『科学』が専門の科学者でさえも、誰も、その詳細を話さない。

とういか、古典的な『修行』をしていない、『瞑想』をしていないので、話せないし、知らないのだ。

人間の『脳』とは、右脳と左脳は、切断されても、個別に肉体の操作が可能だが、右脳には『夢の世界』が存在しており、左脳は『夢の世界』の住人が、肉体を操作できる『コックピット』のような構造になっている。

『RPGゲーム』を『プレイ』している『プレイヤー』が『右脳』だとすると、その『ゲーム』の中で、生成された『キャラ』である『プレイヤーキャラ』は『左脳』が、務めている。

しかし、『多重人格』で意識や記憶を失うのは、『プレイヤー』(右脳)が眠りについて、『プレイヤーキャラ』(左脳)が『NPC』(ノンプレイヤーキャラ)に変化して、暴走している。

私の『エクソシスト』としての『使命』は暴走した『NPC』を狩ることであった。

ちなみに、右脳と左脳で会話をすると、このようになる――――


『イメージ』

左脳「なんか『催眠状態』で、右脳に移動したら『夢の世界』に到着したぞ!」

そこには、起きているのに、普通に『夢の世界』が生成されていた。

左脳「でも『夢』を見ている時と同じで、肉体は動かせないが『夢』の中の身体(幽体)は動かせるし、寝言のように、話すことはできるぞ?」

右脳「私は、肉体の操作は、相変わらず可能なようだが、君たち、左脳の『人格』(幽体)は、左脳から移動すると、肉体の操作が不可能になる『金縛り』が発生するようだね」

――――夢の世界――――
「君は、こんなところで、何をしているんだい?」

『夢の世界』で遭遇した、睡眠時の『夢』で、一時的に生成されている個体

左脳「なんか『夢の世界』の『女戦士』さんと遭遇しました!」

右脳の「そのまま、彼女を捕まえて、元の位置まで戻ってきてみなさい」

左脳「わかりました! あなたは、私たちの世界へ、一緒について来てください!」

女戦士「お前は、一体、何を言っているのだ? そんなことが、出来るわけないだろ?」

左脳「いいから、来てください!」

『幽霊少女』は、『女戦士』の手を掴むと、そのまま、元の位置である、左脳まで戻ってきた。

女戦士「あれっ? 私は、先ほどまで、別の世界にいたのに、なんだ、この世界は? しかも、男の身体に変化しているではないか!」

幽霊少女「ここが、本物の世界で、現実の世界です」

女戦士「お前も、いたのか!」

幽霊少女「そして、この肉体の所有者こそが、私たちの『神様』です!」

右脳「やぁ! 初めまして『神様』だよ!」

女戦士「『神様』は、別の世界に存在したのか!」

右脳「それと、君たちは、肉体の外に移動してみなさい」

幽霊少女「わかりました!」

『幽霊少女』が肉体から抜け出してきた。

幽霊少女「なんか、昔から『女』のような気がしてたけど、やっぱり『女』だったわ!」

女戦士「いやいや! そんな馬鹿げたことが、できるわけ……できたわ!」

女戦士「普通に肉体からは出れたけど、肉体の操作は不可能になったな」

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【右脳の女王『グレートマザー』を祭る神社】 おお布施代わりに、お参りして、賽銭箱だと思って、投げ銭をする場所なのだ! ここは、子供たちの『お墓』でもあり、右脳は子宮、『夢の世界』は胎内、住人は胎児、左脳への移動は出産、と語っていた『グレートマザー』を祭る神社的なエリアなのだ!