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【魔王の診療所】『解離性障害』の治療の基本は、相手が『命』すら落とす可能性があるという『物理的除霊』である

子供の頃の私とは、大量の『解離性障害』を抱えていた当事者であり、合計すれば、軽く『100個』を超えるであろう『解離』を、その肉体に、脳に宿していた『張本人』であり『解離性健忘』(記憶喪失)『解離性同一性障害』(多重人格)に対して、10年以上の長い年月を、自身の病気の研究に費やして、病院に一度も通うことなく、自己治療を成功させた、子供の研究者である――――

それと、治療が成功したのは、献身的な仲間たちの、強大なサポートのおかげでもある

なので、『解離』が関係している情報においては、どの情報が『本物』であり、信憑性が高いのかなど、私には、簡単に理解できるのである。

そして、『解離性同一性障害』(多重人格)の、一番、身近で、分かりやすいイメージとは『アルコール』(酒)を接種した人物が、別人のようになり、最終的には『記憶』を失うという、アレである。

『アルコール』には、『脳内麻薬』を分泌させる効果があり、有名な『依存症』である『アルコール依存症』の原因になる。

しかし『脳内麻薬』が分泌される『依存症』と名の付くような行為は、宗教的、シャーマン的な『儀式』で使用される『トランス状態』を誘発してしまい『解離』による『憑依』が発生する状態である、『解離性同一性障害』(多重人格)などの『解離性障害』の患者にとって、それらの行為を、無暗に行うことは『禁忌』でもある。

ちなみに『解離性障害』の治療が成功した後は『アルコール』の接種によって『性格』が、別人のように変化しないと、覚えておくと良い――――

『トランス状態』を誘発する行為とは、薬物の使用、過度の『肉体的』『精神的』な負荷(ストレス)、『吊り橋効果』により『恐怖による興奮』と『性的興奮』は、同じものとして扱われるので、恐怖により怯えている状態と、性的に興奮している、いわゆる『発情』している状態は、両方とも『トランス状態』を誘発するのだ。

『催眠療法』とは、『トランス状態』を経由する関係上、私のような『イメージ』が大切であり、このような『姿』が治療を受ける際の『正装』とされています。(魔王基準)

それと、このような『イメージ』は『自己催眠』による、『自己治療』においても『重要』である。

実際には、極端な話、1人で『全裸』で『目隠し』をして『発情』しながら『自己催眠』による『催眠療法』(ヒプノセラピー)を、自分自身に施せば、良いだけである――――

「えっ!? 『1人』だけで良かったんですか!」

しかし、それでは、あまりにも、変態的で、絵面が酷いし、なんか、悲しくなってくるので、治療の際に、施術をする人物と、治療を受ける患者の、2人が存在するという体で、普段は、話しているだけである。

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