千鳥・相席食堂架空回 後藤ひとり×比企谷八幡inスペイン・イビサ島Part.1
オープニング:千鳥スタジオ
大悟:「いやいや、今回の旅はすごいね。あの…"ぼっち"の子と…もう一人は、なんやったっけ?」
ノブ:「あれや、『俺ガイル』の比企谷くんや。あの皮肉屋!」
大悟:「これは、かなりヤバいコンビやな。どっちもなかなかクセが強いし、スペインのイビサ島に送るって…無理があるやろ!」
ノブ:「いや、これは面白いことになるで~!『相席食堂』やからな、なんとかなるやろ!」
シーン1:イビサ島到着
【画面には美しいイビサ島の風景が広がり、後藤ひとりと比企谷八幡が登場。ひとりはギターケースを背負いながら、不安そうに周りを見回している。八幡は腕を組み、無表情で景色を眺めている。】
後藤ひとり:「うわぁ…人が多い…え、えっと…ここで私、本当に大丈夫かな…?スペイン…スペイン語なんてできないし…」
比企谷八幡:「あぁ、俺も同感だ。俺にとってここは完全にアウェーだな。まあ、どうせ誰も俺に期待してないだろうし、適当にやってりゃいいんだろ。」
ノブ:「いやいや!あかんって!初っ端からネガティブすぎるやろ!」
大悟:「イビサ島やぞ!もうちょっと楽しめや!」
【カメラは二人が観光案内所に向かう様子を追う。ひとりは常に人混みを避けるように歩き、比企谷はあきらめたように後ろからついていく。】
後藤ひとり:「あの…この島、なんかパーティーとかで有名なんですよね…私、パーティーとか…あ、無理です…。静かな場所、ないのかな…」
比企谷八幡:「俺もそういうのは無理だ。リア充どもが集まる場所とか、俺にとっては地獄そのものだ。静かに過ごせるところがあれば、それに越したことはない。」
【案内所のスタッフが英語で話しかけるが、二人はお互いに視線を交わし、言葉を詰まらせる。】
後藤ひとり:「あ、あの、えっと…エクスキューズミー…どこか…quietな…place…?」
【八幡がため息をついて、少し前に出る。】
比企谷八幡:「あぁ、ちょっと待て。静かな場所でいいんだな?じゃあ、これでどうだ。Where can we find a place that isn’t filled with loud, annoying people?」
スタッフ:「あぁ、静かなビーチがあっちのほうにありますよ。」
ノブ:「比企谷くん、いきなり辛辣やな~!」
大悟:「でもまぁ、二人とも静かな場所が好きそうやからな。」
シーン2:静かなビーチへ
【二人は案内された静かなビーチに到着。ひとりは砂浜に腰を下ろし、八幡はその少し離れた場所に立つ。】
後藤ひとり:「ここは…うん、いいかも…静かで、波の音が気持ちいい…。」
比企谷八幡:「まぁ、これなら悪くない。うるさい連中がいないしな。」
【ひとりは少しリラックスし、ギターをケースから取り出し始める。】
ノブ:「おっ、後藤さん、ギター出すんか!」
大悟:「でも、なんか周りに観客おらんから安心してる感あるな。」
【ひとりは小さくギターを弾き始め、ビーチに静かなメロディーが流れる。八幡はそれを無言で聞きながら、少し遠くを見つめている。】
比企谷八幡:「…ま、悪くはないな。こういうのも。」
後藤ひとり:「え?何か言いました…?」
比企谷八幡:「いや、別に。なんでもない。」
ノブ:「ええやん!意外と二人、いい感じやん!」
大悟:「そうやな。これ、もしかしてうまくいくんちゃうか?」
シーン3:地元のカフェでの相席
【次に、二人は近くの地元カフェに向かうことに。店内に入ると、カフェのオーナーが二人に相席を提案する。ひとりは戸惑いながら、八幡の方を見る。】
後藤ひとり:「え…相席…ですか…?」
比企谷八幡:「あぁ、まあ、番組のタイトルが『相席食堂』だからな。これは避けられない運命だ。」
【二人はテーブルに着き、隣のテーブルには地元の老夫婦が座っている。老夫婦はにこやかに話しかけるが、ひとりは緊張で固まる。八幡が淡々と対応する。】
比企谷八幡:「すみません、この子、ちょっと人見知りなんで。」
【老夫婦は笑顔でひとりを安心させようとするが、ひとりはますます縮こまってしまう。】
ノブ:「後藤さん、がんばれ!」
大悟:「これはちょっとしんどいなぁ…。比企谷くんも助けてやらんと!」
エンディング:千鳥スタジオ
ノブ:「いや~、相席カフェはちょっと厳しかったな~。」
大悟:「でも、静かなビーチでは二人とも落ち着いてたから、次回はもうちょっといけるんちゃうか?」
ノブ:「次回の後半も楽しみやな~!」
↓続く