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千鳥・相席食堂架空回 後藤ひとり×比企谷八幡inスペイン・イビサ島Part.2

Part.1はこちら↓


オープニング:千鳥スタジオ


ノブ:「前回はちょっと静かなビーチで落ち着いた感じやったけど、今回はどうなるかなぁ。」

大悟:「いや~、後藤さんと比企谷くん、あのまま無事に終わらんやろな。今回はもっと盛り上がりが欲しいところや。」

ノブ:「イビサ島やしな。クラブとかパーティーに巻き込まれたらどうなるか…楽しみや!」

シーン1:イビサ島の市場


【二人はイビサ島の有名な市場にやってきた。色とりどりの雑貨や地元の食材が並び、観光客で賑わっている。】

後藤ひとり:「わぁ…たくさんの人と、物が…う、うぅ…これはちょっと…。」

比企谷八幡:「おい、逃げるなよ。さっきまで静かなビーチでリラックスしてたんだろ。ここで耐えられなきゃ、この島にはいられないぞ。」

【ひとりは明らかに圧倒されているが、八幡に引っ張られて市場の中を歩き始める。】

ノブ:「八幡くん、意外と引っ張っていくタイプやん!」

大悟:「これ、後藤さんにとっては試練やな。」

【二人は雑貨店の前で足を止める。ひとりは目に入ったギターアクセサリーに少し興味を示す。】

後藤ひとり:「これ…可愛いかも…。でも、値段が高そう…。」

比企谷八幡:「ああ、そっちか。なんなら、俺が値段交渉してやろうか?」

後藤ひとり:「えっ…いいんですか?」

【八幡は店主に声をかけ、淡々と交渉を始める。ひとりは少し驚きながらも、八幡のやり取りを見守る。最終的に八幡が交渉に成功し、価格が下がる。】

後藤ひとり:「す、すごい…本当に安くなった…。ありがとう…。」

比企谷八幡:「まあ、こういうのは意外と得意だからな。リア充どもと違って、人間関係の駆け引きには慣れてる。」

ノブ:「比企谷くん、やるやん!」

大悟:「こんなんでスムーズに進むとは思わんかったわ。」


シーン2:クラブハウスの前


【次に、二人は有名なクラブハウスの前を通りかかる。大音量の音楽が外まで響いており、ひとりはさらに縮こまる。】

後藤ひとり:「こ、ここは無理です…あの、大音量と人混み…無理です…。」

比企谷八幡:「同感だな。こんな騒がしい場所に入ったら、俺の精神が崩壊するだろう。だが、これは仕事だし、仕方ない。」

【意を決して、二人はクラブハウスに入る。中はまさにパーティーの渦。ひとりは怯えながらも何とか付いていくが、八幡は嫌そうな顔をしつつも冷静に状況を見渡す。】

ノブ:「いやいや、二人とも顔が引きつりすぎやって!」

大悟:「これはハードル高すぎるわ!」

【クラブ内ではDJが音楽を回しており、観光客たちが踊りまくっている。二人は端の方に立ち、なるべく目立たないようにする。】

比企谷八幡:「…やっぱり無理だ。リア充たちがこうして楽しむ姿を見るだけで、俺は限界だ。そろそろ出るか?」

後藤ひとり:「は、はい…私ももう…頭がくらくらしてきて…。」

【その時、クラブ内の一人のDJが二人に気付き、マイクで声をかける。】

DJ:「Hey!Newcomers!Why don’t you come up here and join us on the stage?!」

ノブ:「おおっ、まさかのステージに呼ばれる展開や!」

大悟:「絶対ヤバいやん、これ!後藤さんとか絶対ムリやろ!」

【ひとりは目を見開き、明らかに動揺している。しかし、八幡がため息をついて前に進む。】

比企谷八幡:「…仕方ない。こうなったら俺が一肌脱ぐしかないか。」

後藤ひとり:「えっ!?比企谷さん、本当に行くんですか…!?」

比企谷八幡:「誰かがやらなきゃならないんだろ。俺の人生は常に損な役回りばかりだ。慣れたもんさ。」

【八幡がDJの誘導でステージに上がり、ひとりも半ば強制的に引っ張られる。音楽がさらに大音量になる中、二人はステージ上で踊るように促されるが、動きがぎこちない。】

ノブ:「これは…カオスやな…!」

大悟:「でもなんか…面白いぞ!二人とも完全に浮いてるけど!」


シーン3:ナイトマーケットへ


【クラブハウスを何とか脱出した二人は、夜のマーケットに移動。屋台が立ち並び、地元の人々や観光客で賑わっている。】

後藤ひとり:「あ、あの…さっきは…ありがとうございました。ステージとか、本当に無理だったので…。」

比企谷八幡:「気にするな。俺だって無理だった。ただ、今回は仕事だからな、少しは役に立てたようだ。」

【二人はマーケットを歩きながら、いくつかの屋台で食べ物を買い、ベンチで食べ始める。ひとりは少し落ち着きを取り戻している。】

後藤ひとり:「この…サンドイッチ、美味しいですね…。思ったより、イビサも悪くないかも…。」

比企谷八幡:「そうだな。リア充たちがいなければ、こういう静かな場所も悪くない。」

【二人は少しだけリラックスした様子で夜景を見つめる。】


エンディング:千鳥スタジオ


ノブ:「いや~、今回も波乱万丈やったな!ステージに上がるなんて、後藤さんも比企谷くんも絶対やらんと思ってたけど。」

大悟:「あれはおもろかったな!でも、最後はちゃんと二人ともイビサ楽しんでた感じやったし、いい締めくくりや!」

ノブ:「ほんまやな!でも、次はもうちょっと落ち着いた場所で旅してほしいな~。」

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