⭐︎思い出の新聞投稿記事🗞️
思い出(NTT東日本むつ支店長時代)の新聞投稿記事(1999/7/21)
☆パソコンとIT革命
これまでスモールオフィスやホームオフィスでは、1、2台のパソコンが伝票や会計処理などに使われていました。ここ2、3年の間に、このパソコンを電話回線につないでもっと有効活用しようという動きが出てきました。インターネットの始まりです。電子メールとホームページがその代表です。
私は数年前まで、ほとんどパソコンに触ったことがありませんでした。パソコンに触り始めて電子メールを覚えたころ、あちこちでホームページが開設され、アクセスを始めました。そのころのホームページのコンテンツ(内容)は今と比べたらお粗末でしたが、日に日に充実していくのを実感しました。
自分のホームページを作りました。HTML(ホームページを作成する言語)の文法など分かりません。とにかく編集機能の「コピー」と「貼り付け」を使い、コンテンツを作っているうちに、少し分かってきました。
昨年から、会社で「インターネット教室」を開催し、400人を超えるお客さまに受講していただきました。マウスを触る手が震えたり、思わず右手を左手で押さえたり、1文字ずつキーボードの位置を探したりしながらでしたが、受講者の皆さんは楽しみながらチャレンジしていました。今からでも遅くないと思います。できるだけ多くの方に体験していただきたいと思います。新しい世界が開けるのではないでしょうか。
これから、この電子メールやホームページをもっと活用しようというのがIT(情報技術)革命でしょう。インターネット人口が2千万人を超えました。固定式電話から携帯電話へのシフト、通話利用からデータ通信利用へのシフト、パソコンの出荷台数がテレビを上回るという逆転現象に見られるように、もうIT革命の波は私たちの身近に押し寄せています。この波に立ち向かわなければいけないのは、私と同じ40代と50代ではないでしょうか。
要はパソコンに毎日触れることです。電子メールを朝・昼・晩に開き、趣味のホームページにどんどんアクセスしてみることです。私自身も毎日勉強です。今日も電子メールやネットサーフィンを楽しみながら勉強しています。