モンスタースキャルFXの検証結果とEA化について
モンスタースキャルFXという、加藤ムネヒサさんのスキャルピングトレード手法を検証しました。
モンスタースキャルFX=1分足チャート+1本のローソク足
モンスタースキャルFXは1分足チャートを使ったスキャルピング手法です。
FX商材でよくある
● 複雑な上位足分析
● 複雑なトレードルール
● 特殊なツールを使う
という商材ではありません。
1分足のチャートである時間に1本のローソク足を見て
「陽線なら買い」「陰線なら売り」
というトレードを淡々とこなしていくものです。
もちろん勝率を上げるための、詳細なローソク足の見方は紹介・解説されています。
モンスタースキャルFXの実績やポイントとしては、
1.1か月で34勝10敗で100万円(10lot)の利益
2.1トレードで5pips~12pipsの利益(販売ページ掲載の実績)
3.ポジション保有時間は早ければ数分、長くても1-2時間
4.勝率が70%程度(販売ページ掲載の実績)
5.トレードする時間帯が決まっている
です。基本的に裁量トレード手法なので実績について100%の再現性ではないのですがトレードルールがシンプルな分、他のFX商材よりも期待できそうです。
移動平均線や通貨強弱、RSIやMACDのようなテクニカル指標を使うような手法ではありません。
ロジックフローや通貨ペア、テンプレートファイル、会員サイトの解説
モンスタースキャルFXの会員サイトでは以下のようなロジックフローが紹介されています。
※ネタバレ防止のためにぼかして紹介します。
先ほども紹介したように、ある時間における1分足チャートのローソク足の形状を確認して、その後のレート移動のパターンによってトレードパターンが異なってきます。
トレードスタイルとしては以下のようになります。
● 時間足:1分足
● 通貨ペア:ドル円、ユーロ円、ポンド円
● 狙うポイント:毎日のある時刻のローソク足1本
テンプレートファイルが用意されている
以下のチャート画像を見てください。
対象通貨ペアを横並びにしながらトレードポイントも分かりやすいチャートになりました。
ちなみに、MetaTrader4にモンスタースキャルFXをインストールするのは簡単です。特定のフォルダにファイルを格納するだけです。
ファイルを格納してMetaTrader4を再起動して、チャートから呼び出せばすぐにモンスタースキャルFXのチャート画面になります。
会員サイト
モンスタースキャルFXを購入すると専用の会員サイトにログインできるようになります。
この会員サイトではツールのダウンロードやトレードルールの学習、オンライントレード解説動画へのアクセスなどが可能です。一部だけ紹介します。
メイン手法・応用手法の学習、Q&A動画
ここでは会員サイトがどのような構成になっているかの説明と、トレード手法についてPDFファイルと動画で説明がされています。
・チャート設定
・手法の基本的な内容(基本トレード)
・資金管理
・応用トレード
などが学べます。応用トレードでは基本トレードのルールに沿わないローソク足の動きでもトレードできる場合があるので、その方法を学ぶことになります。
スペシャル特典として、モンスタースキャルFXの購入特典コンテンツを見ることができます。
・基本トレード・応用トレードでトレードする時間帯以外でのトレード方法
・通貨ペア選定について
・●●●手法
などです。
モンスタースキャルFXのトレード検証
ここでは実際のトレードの様子を見ていきながら勝てた場面、トレードを避けるべき場面などを見ていきましょう。
トレード検証その1
基本的なトレードルールとして青い枠で囲ったあたりのローソク足の形状を見てトレード判断を行います。
上のチャート画像の1番から3番でいうと
1.トレードを避けるべき場面
2.売りエントリーが可能な場面
3.売りエントリーが可能な場面
になります。3通貨ペアの内2通貨ペアでトレードが可能で勝率は100%です。
リスクリワードが1:1程度で勝率が60%や70%(今回は100%)なのでトータルで勝つ事を目指す手法です。
トレード検証その2
上のチャート画像では
トレードルールとして、ローソク足の実体とヒゲの長さを考慮してトレードを控える場面になります。
トレード検証その3
売りエントリーで勝てました。
本当はローソク足のヒゲにも注目をすることがトレードルールとして紹介されていますが、ここでは詳細を割愛します。
ローソク足のヒゲと実体を見たときに、今回のポンド円ではトレードルール上トレードを避ける場面になります。
モンスタースキャルFXの疑問点
モンスタースキャルFXはかなりシンプルなトレードルールを淡々と続けることでトータルで勝つ事を目指す手法です。
ですが実際のトレードに際してはトレードルールに当てはまらないケースもあります。
その疑問点をピックアップしますが詳しくは後で紹介する検証サイトを確認してください。
●窓開けなどが発生した時
●基礎手法と応用手法が重なった時
モンスタースキャルFXのEA化
モンスタースキャルFXは、
1.毎日決まった時間に
2.1分足チャートのみを見て(マルチタイムフレーム分析は不要)
3.1本のローソク足を見て
4.陽線と陰線、実体とヒゲを見て、あるポイントをふまえてトレードする
という4つの手順をふむだけのシンプルなトレードです。
毎日決まった時間に比較的シンプルなトレードルールを淡々と行うなら、そういうEAがあると魅力的じゃないですか?
もちろん、基本的には裁量判断トレードの手法なので例えばローソク足の実体とヒゲの見方などはEAでパラメーター化する必要があります。
以下のように開発したようです。成績も悪くはありません。
モンスタースキャルFXをEA化して検証できれば効率的かなと考えています。
EAの予約枠は残り数名とのことですが、詳しくはサイトを見てください。
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