「ヒヨコかカモか」行政書士開業1年目はヒマ
開業1年目。
やっと行政書士会への事務所登録が終わり、パソコン、電話、机、イス、プリンター・・・いろいろそろえて税務署への開業届も提出済み。
あとは、実際の業務を始めるのみ。
電話が鳴らない
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
待てど暮らせど、事務所の電話は鳴らない。
もしかして繋がってない?自分で設定したから何かミスってる?
自分のケータイから事務所に電話してみる。
「プルルルル」
いや、ちゃんと繋がってる。
電話が鳴らないのは、単に問い合わせが無いからだと知る。
来る日も来る日も、事務所のホームページをひたすら更新。
問い合わせ来ないかな・・・。
ついに電話が!
「プルルルル」
急に鳴り出す電話。
「はい。キキ行政書士事務所(仮名)です」(言い慣れてないのでたまに噛む)
「私、○○会社の○○と申します。代表の方ですか?」
「はい、そうです」
「複合機のリースはお考えですか?よろしければ、一度お見積りを・・・」
「けっこうです」「ガチャッ」
かかってくるのは営業電話ばかり。
複合機のリース、ホームページの制作代行、SEO対策、専門書籍の販売・・・・
行政書士は、行政書士会に登録をすると名簿が公表される。
それを見て電話をしてくる営業マンが後をたたない。
開業当初は特に営業電話が多い。
というよりお客さんからの問い合わせは少ないから、ほとんどが営業電話。
開業したばかりの行政書士は格好のカモ。
こういう右も左も分かってない起業したばかりの人をターゲットとした商売を「ひよこ狩り」という。
※ひよこ=行政書士
こちらは「やっと問い合わせかも!」と思って電話に出るので、ガッカリ感が半端ない。
いや、営業マンの方もお仕事大変だと思いますが。。。
開業前から予想はしてたけど、やっぱり1年目はヒマです。
私の場合、実際にお客さんから問い合わせの電話が来始めたのは、開業から2か月後ぐらいでした。