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30代会社員がnoteを書き続けたら、人に届けるということがいかに難しいことがわかった

研修で「ビジネスを発想する」というテーマの
ワークをさせていただいております。
その中でよく出てくる宣伝方法が
「SNSで発信して商品やサービスを届ける」
というアイデア。

みんな簡単そうに
SNSで拡散すればいい」
バズらせれば勝ち」と話します。
(もちろん、私も含めて)

じゃあ、本当にそれができるのか?と思い立ち、
試しにnoteを書き始めました。
テーマはDX。

結果は……予想以上に厳しいものでした。



SNS発信、届ける難しさを痛感

「SNSで発信して届ける」という言葉は
シンプルでカッコいい響きがあります。

でも、実際にやってみると
全然見てもらえない

平日の朝投稿して、
DXを身近に感じてもらえるような内容で。

初めは知り合いも見てくださって
ちょっと伸びましたが、
閲覧は3件、いいね0。

…それくらいではへこたれない。
書いた記事をXでシェアしてみました。

結果は
「いいね」ゼロ
閲覧数も1桁台。

あー…そうかー…と頭を抱えました。
研修では軽い気持ちで「SNSで宣伝」と言っていた自分を思い出して、
少し恥ずかしくなった瞬間です。


届けたいテーマと見てもらえる話題のズレ

noteを書き始めた当初は、自分が「届けたい」と思う話題を選んでいました。
DXの関連用語を簡単に説明する記事なら自分も読みたかったので。

ところが、いざ公開しても思った以上に響かない。

逆に、ちょっとした仕事の小話や、
共感しやすい「あるあるネタ」の方が読んでもらえる、と気づきました。

自分が「伝えたい」と思うことと、
相手が「見たい」と思うことには大きなギャップがある。
これを理解するまでに、100記事は費やしました。


机上の空論から実体験、そして体験資産へ

試行錯誤の中で気づいたのは、
「机上の空論だけでは、わからない」ということです。
「トライ&エラー」が口癖のように言われる理由が、
ようやく体で理解できました。

失敗し、まったく手応えのないところから、
少しずつこっちでいいのか?と思いながら
手探りで進めて行く。

特に感じたのは、継続の重要性とインフルエンサーの強さです。

一度や二度で成果が出なくても、諦めずに続けること。
続けなければ、この体験はできず、
また見てもらえないという失敗で終わっていたでしょう。
それを小さな成功まで持って行くことで得た体験が「体験資産」として
自分の力になるのだと実感しました。

そして、現時点でフォロワーを抱える
インフルエンサーに注目してもらうことの重要性も
身にしみました。

数百のフォロワーを抱える人に取り上げてもらうことや
影響力をもつ企業の投稿企画に参加することで
人の目に触れる機会が絶対的に増える。
それは私の記事と出会ってもらうきっかけとして
重要なものでした。


続けてこそ、見える景色がある

この経験を通じて学んだのは、
発信することの奥深さと継続の大切さです。
SNSやnoteでの発信が簡単そうに見えるのは、
それをやり続けている人たちの努力が隠れているから。

そして、続けてみてわかるのは、「届ける」という行為そのものが、すでに一つの挑戦だということです。
まだまだ私の記事は多くの人に届いていませんが、
少しずつその距離を縮められるよう、
これからも書き続けていこうと思います。

皆んなの生活がDXでより豊かに、
誰もがしたいことができる未来にするために。

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