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今年学んだこと 一歩踏み出して後悔してもまた朝日は昇ること
今年も、数え切れないほどの失敗をしました。
そして、そのたびに「もうダメだ」と思ったけれど、
毎日、朝はやってきました。
理想を追いかけて、失敗した日々
大学時代、私は研究職を目指していました。
でも、その道は叶わず、流行りのIT業界に飛び込むことに。
入社してからも、
「自分にITは向いていないかもしれない」と思いながら、
がむしゃらに働きました。
今思えば、どの業界に入って仕事をしても
同じように壁にはぶち当たっていたと思います。
何事も初めて、ですから。
頑張ろうとしすぎて、空回りし
心がしんどくなって、仕事が手につかなくなりました。
そして、異動という形で
逃げ場を用意してもらいました。
正直ホッとしつつ、また逃げた、
また失敗したなぁと思いました。
都会の波に揉まれて、涙とともに吹っ切れたこと
次に配属された新しい部署では、
「もう失敗できない」と自分を追い詰める日々でした。
またしても、気づけば力のかけ方を間違えて苦しくなっていました。
それでも、息抜きで行かせてもらった活動で、
自分を客観的にみることができて、
少しだけ救われたのです。
最近の宴会で
初めて自分の気持ちを正直に話しました。
「逃げてきて、ここに異動してきました」と。
言葉にした瞬間、少しだけ心が軽くなりました。
まだ比べてしまうこともあるけれど、
「意外と今の自分でも役に立つことはある」
と気づけたのは大きな一歩でした。
自分に合った場所
「ホッキョクグマが砂漠から
北極に帰ったとして、それを誰がとがめるか」
自分に合った場所で咲けばいい。
それがどこかは、まだわからないけれれど。
もしかしたら、自分は
ホッキョクグマかもしれないし、
サボテンかもしれない。
はたまた、ただの石ころかもしれない。
でも、まだ自分をわかっていないということは
何にだってなれる原石である。
そして、
今いる場所を自分に合う場所だったと言えるよう
自分を変えるのも
また自分なのかもしれない。
それに気づけただけでも、
今年は大きな意味があったのかもしれません。
まだ、何者でもないから
今年学んだのは、
「まだ何者でもない自分」であること。
そして、「後悔してもまた朝日は昇る」ことを
知ったこと。
今の私はまだ未完成だけれど、
その未完成な自分を楽しみながら
少しずつなりたい姿を探していこうと思います。
見栄を張ったり迷ったりしながらも、
一歩ずつ前に進めば、どんな形であれ、
新しい朝が待っているから。
私の旅は続きます。そして、あなたの旅も。