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奥さんには従う社長#46:84歳社長が死んだら終わる会社
就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。
前々回のnoteで、内定を出して、入社日を決めた新入社員に対して、社長が勝手に入社を何か月か待ってくれと言った話を書いた。
もちろん、社長も面接して、話が進んでいたのに、突然の出来事だった。
最近、その理由が分かった。
(お金関係を管理している)社長の奥さんと話している時に、「会社がどうなるか分からないし、(去年色々とお金が出ていく事が有ったので)、お金の面でも厳しいから、新入社員の話は考え直してほしい」と社長に伝えたらしい。
社長も、奥さんに言われたからとは言えず、中途半端な理屈になったんだと思う。
急な話だったとはいえ、1週間くらいは余裕が有ったのだから、その辺は話をしといて欲しかった。
日々の記録に埋もれてほしくない記事↓
84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓
”僕”の自己紹介 ↓
登場人物
登場人物 会社の人たち
僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。
社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半
新入社員Aさん:24年9月から入った未経験のアラフォー女性
新入社員Bさん:24年9月から入った経験者のアラサー男性
中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代
登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
インターン生たち:商品の販売をお願いした、就活に悩む学生たち。
問題児:元従業員。独立したがうまくいかず、社長に面倒を見てもらっているいい年したおじさん。