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久しぶりに孫くんと会った#45:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。

一応、正社員のはずなのに、半年くらい会ってないと思う。

孫くんは会社にも来ずに、自分で店を出している。

店の話を聞いたときは、10%の確率で大成功、90%の確率で失敗すると思っていた。

それが、本当に大成功している。


まず、それだけでもすごい。


このまま店舗拡大とかするのかと思っていたら、最近ブームになりかけている素材の仕入れルートを確保し、卸とかの方もやるっぽい。

そして、お店を売りたいみたいなことを言っている。


ここで、調子に乗って店舗を増やしたり、フランチャイズとか言ってたらちょっと怖いと思ったけど、勝ち逃げする気満々で驚く。


本当に経営の才能と運があると思う。



日々の記録に埋もれてほしくない記事↓


84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓

”僕”の自己紹介 ↓



登場人物

登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

新入社員Aさん:24年9月から入った未経験のアラフォー女性
新入社員Bさん:24年9月から入った経験者のアラサー男性

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
インターン生たち:商品の販売をお願いした、就活に悩む学生たち。
問題児:元従業員。独立したがうまくいかず、社長に面倒を見てもらっているいい年したおじさん。

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