ゴミの山を片づける#48:84歳社長が死んだら終わる会社
就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだらどうなるか、誰にも分からない。
先月末で一つの大きな仕事が一段落し、今月は小さい仕事が有るだけ。
日によっては仕事のない日もある。
と言う事で、事務所の片づけをしている。
とりあえず、いらないものを捨てていく。
最初の写真にもあるような、カタログ類や書類、昔の従業員が持ってきた漫画類など、いくらでも出てくる。
見たこともないプリンターや、デカいフロッピーディスク、パンチテープ?まで。90年代前半に2HDのフロッピーディスクは使った記憶が有るけど、それ以前の物は全く分からない。
全部捨ててしまったけど、写真でも撮っておけばよかった。
30年前?に昔の工場から今の工場に引っ越してきてからそのままになっている物が色々出てくる。
30年前の社員旅行の写真とかも出てきて、みんなで盛り上がってました。
事務所ではないけど、工場内で最近見つけた、古いテスターに入っていたナショナルの乾電池。なんと平成5年もの。30年以上前の物なのに液漏れしていないのが凄い。
日々の記録に埋もれてほしくない記事↓
84歳社長が死んだら終わる会社シリーズ ↓
”僕”の自己紹介 ↓
登場人物
登場人物 会社の人たち
僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。
社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半
新入社員さん:24年9月から入った経験者のアラサー男性
中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代
登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。
問題児:元従業員。独立したがうまくいかず、社長に面倒を見てもらっているいい年したおじさん。