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アニメイト古今東西

アニメイトに初めて足を踏み入れたのは、小学生の時でした。

行きたい。でも、恥ずかしくて行けない。

そう迷っているワタクシを友人が連れて行ってくれたのです。
初めて訪れた時の印象を今でも覚えています。
「狭い」「薄暗い」「全員、無言」
闇取引でも行われているかのような形容をしてしまいましたが事実です。
たまたま地元の店舗がそうだっただけかもしれませんが、
令和のアニメイトしかご存じない方は驚くでしょう。
その後、一人で通うようになってからも、
入店時には周囲に知り合いがいないかを確認し、
退店時には早歩きでその場を離れました。
これはもう傍から見たら不審者でございます。

突然ですが、
今までで最も強烈な印象を残した店舗をご紹介いたします。
それは長野県にある松本店です。

松本市は、国宝松本城・開智学校・あがたの森・松本ぼんぼん・
喫茶まるも・喫茶アベ・小澤征爾・浮世絵博物館など、
有名なものが多くある、がく(岳・学・楽)都と呼ばれている都市です。

今でこそ、松本店はPARCOに入っていらっしゃいますが、
(そのPARCOも2025年2月に閉店するので、移転先が気になるところです。イオンでしょうか?)
昔はあがたの森に繋がる大通り沿いに面した雑居ビル2階にありました。
喫茶アベが近いでしょうか?
店内は「何畳だろうか?」と思うくらいの省スペース。
通路はロの字型で、商品はロングセラーと人気作品のみだった気がいたします。
(ここまで侮蔑しておいてなんですが、記憶違いでしたら申し訳ございません)
もし2024年の池袋本店しかしらないオタクが過去の松本店へ行ったのならば、
「お手洗いくらいのスペースしかない」と思うかもしれません。
これはさすがに誇張表現ではございますが、
今でもリニューアル前の徳島店に並ぶくらいの衝撃が頭に残っております。

そもそもオタクがファッションのように表に出るようになったのは、ここ最近の話です。
昔はコソコソ同士を探し、内密に楽しむことが主流でした。
今や、痛バや小物で推しの色を主張する時代へと変わりました。
いいですね。
推しを活かして生きるというのは。

これまで尋ねたアニメイトは多岐に渡りますが、
いつかまとめられたらと思っています。
その頃には改装・移転・閉店などで変化しているかもしれないので、
回顧録として保存したいものです。

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