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「推ししか勝たん」と言っていた君へ

毎日飽きることなくTwitter(現:X)に、
推しとの妄想を挙げているオタク仲間がおりました。
まとめれば1冊。いや2冊分の本を出版できるのではないかと思うくらいです。

ある日。
そんな彼女の結婚が決まり、その結婚式で「友人のスピーチ」を任されました。
その時は、「この女は何十人もの(二次元の)男と交流をしてきました。彼らのスペックは天を貫き、(いろんな意味で)同性からも好かれている人たちです。そんな男たちを好いていた彼女が選んだ新郎は――」というような発言をしてやろうかと思ったものです。

彼女の推しは、八乙女楽(アイドリッシュセブン)・燭台切光忠(刀剣乱舞)・花城(天官赐福)などです。
顔面国宝・高身長・安定感・何かにつけて完璧な推したちです。
(旦那さんとなった人は、いい感じにスレている人で、時々ボヤく内容が面白かったりします)
既婚者となった彼女ですが、今も別次元での交際を続けています。
両方の次元に推しがいる彼女は幸せそうです。
最後にこれだけ彼女に伝えさせてください。

旦那さんのスーツポケットにアクスタを忍ばせるのだけは、やめなさい。

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