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PTAは学校のシステムを会員向け連絡に使えるのか?

最近は学区の小学校のPTAについて調べています。表面的には適正化が済んでいるはずなんですが実態はここには書けないほど酷い有様でした。

紆余曲折あって今一番気にしているトピックが市が契約している連絡システムをPTAが使うことです。我が自治体は全市的に公費でミマモルメを契約しているのですが、学区の小学校はPTA会員向けの連絡をミマモルメを使って行っています。学校がPTAの依頼を受けその連絡を全家庭に配信すること自体は問題ないと思うんですが(PTA行事のお知らせとか)、会員限定で配信ってどうなんだろう。まずもって気になるのは

  1. 公費運営のシステムを外部のPTA会員限定の連絡に使えるのか

  2. 配信先となるPTA会員の個人情報を学校に渡す上で問題はないのか


ちなみにこの学校はPTA会費徴収のため非会員名簿のみをPTAから受け取っていることを公文書開示請求で確認しています。非会員名簿から会費徴収対象であるPTA会員を特定するために学校が保有する児童名簿を利用したと教育委員会が回答しましたが公文書開示請求の結果、市条例で定められた保有個人情報目的外利用等届出書は不存在でした。即ち個人情報保護法で定められた目的外利用に必要な本人の同意も取られていません。無法地帯すぎんか?

なおPTAは学校が保護者に配布するクラス編成名簿を勝手に使って誰が加入届・非加入届を出していないか割り出していたと教育委員会が確認してくれました。個人情報取扱細則に「個人情報保護法に基づき個人情報を適正に扱う」と記載のある団体です。無法地帯すぎんか?そんな状態でミマモルメ配信に必要なPTA会員情報はどうやって手に入れたんだろうなあ(すっとぼけ)。

というか建前上学校が配信しているお知らせから特定の家庭(児童)を除くという差別の意図が見え非常に危うく感じます。紙の配布と違って電子上のログが残り、更にこのログはPTA文書にも関わらず公文書になります(市に確認済)。この辺りも結論が出たらまとめたいと思います。

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