「根はいい奴なんですよ」じゃないんだよ
なんで表面が悪い奴の根っこをわざわざこっちが見に行かなくちゃいけないんだ
根っこなんて見えてないところはどうでもいいから最初に目に入る花とか葉っぱを整えろ、根っこを見るのはそれからだ
そもそもなんで根っこがいいのにそんな花が咲いているんだ
育ちが悪いってことか?
「こいつ根はいい奴なんですよ、育ちが悪いだけで」
ってこと?環境のせい?親の悪口?
根良くないだろそんな奴
表面的なことじゃなくてもっと人間の本質を見極めろってことか?
え、そんな深いこと言われてたの?諭されてたの?
そんなわけないか
比喩に囚われすぎずにもうちょっと言葉の表面を掬って解釈しよう
まあ単純に考えると
「今たまたま悪い所が見えちゃってるだけで全部が全部悪い所だけのやつじゃないんですよ」
要するに伝えたいのは
「悪いとこもあるけど良いとこもある」
ってことだろう
とするならば
「こいつ今良い花が咲く時期じゃないんですよ」
のほうが正しい表現かもしれない
「根はいい奴」って言葉は良い所と悪い所が共存しているんじゃなくて
良い所の存在を盾に悪い所の存在を帳消しにしようとしている感
がして嫌なのかもしれない
なんでこっちがこんな考えなくちゃいけないんだ
どうせ何の考えもない発言だ