見出し画像

ぬいが我が家にやってきた、その2(実践編)

人型ぬい(人型って)を作るまで色々ありすぎたので、実際に作った話としてはこちらが本編になります。できたっ! と胸を張って言えないので、厳密には未完成なのですが書きたいタイミングで書こう…

9割方形になりました(理由は後程)

ベースは「とびきりかわいく作れる!私だけの推しぬいぐるみ&もちぬい」(主婦と生活社、寺西恵里子)。他にも色々借りてたけど、何故この本だったかは正直よくわかりません…案外そんなもんかも。身長約12cm、吊り下げ用紐もつけてるのでぬい活向きのサイズではあるけど、胴体も衣装も細かい作業の連続で心が折れそうになることもしばしば。ツイ…Xのフォロワーさんのスペースやタイムラインなどに刺激を受け、やる気スイッチ入れてどうにかこうにか形になりました。
初めての方は15cmぐらいが作るのがいいのかな…以下、実際に作って感じたあれやこれや。ちょっとでもぬいライフのお役に立てれば幸いです。

・100均の材料だけで作れそう?
→できなくはないと思うけど、小さいサイズは厳しいかも…100均にもソフトボアってぬい用の生地はあります。が、起毛生地なんで一般的なものに比べると少し厚いです。「中表で縫ってひっくり返す」小さめサイズだとこの厚みがくせ者で、なかなかひっくり返せなくて一苦労。「ナイレックス」「ぬいクロス」たる薄いナイロンの布があるらしいので次作るときはそれにします…(次あるんかい)
あと、生地の貼り合わせで使う両面接着芯は見つからなかったんで手芸店で調達しました。後で知ったのですが、「手芸のりを全体に薄く伸ばして貼り合わせる」って方法もあるらしいです。糸とか洋服の生地なら何とか揃いそうかな…

・チャコペン迷子とフリクション。
作っといてあれですが、現在進行形で白いチャコペンどうするか悩んでます…暗い色だと白いチャコペンで目印をつけるのが分かりやすいけど、ペンタイプだと線が太くて分からなくなるし、後から線が出てくるタイプはちゃんと書けてるのか不安になる。鉛筆型は何度かなぞらないと見えづらいし…うーむ。試行錯誤はまだまだ続きそうです。
淡い色の生地なら、フリクションの細ペン使えると思います。摩擦熱などで高温になると消える(消えてしまう)ので、それを応用して手芸のチャコペン代わりに使う方法があるらしい。本来の想定外の用途だし個人の責任で…と思いきや、手芸店によってはチャコペン売場の隅にあったのであっそういうもんなのね、と。実際アイロンで見えなくなるし、細い線もくっきりひけるのでこれはいいなと思います。

・どうするどうした「ヒゲ」問題。
ぬいの本とかネットとか色々見たけど、ひげの作り方(?!)ってないんですね…
これは完全に自己流です。写真や他の人のイラストを参考にしながらデフォルメして、鼻の下は目と口ができたタイミングでフリクションで下書き→刺繍糸でちくちく。起毛生地なんで1回だと目立たないから、同じ場所に2回針を入れて。最初は少なめの量、様子を見ながら増毛(増毛って)してます。
あごひげは顔全体ができてからやっぱりフリクションで下書き→ちくちく。ひげの作り方、需要は絶対あると思うので、どこかでとりあげてほしいな。

ちなみに、AKATSUKIJAPANぬいだとこんな感じ。結構思いきったデフォルメです。

・どうするどうした「眼鏡」問題。
佐々さんといえばスクエアフレームだよね…と思って、まずワイヤーを曲げて作ろうとしたものの、柔らかすぎてうまく形にならなかったので挫折。セリアで見かけたのは微妙にサイズが合わなかったので、ユザワヤでたまたま見かけたドール用眼鏡かけてます。まだ改良の余地ありかな?

・で、結局「残り1割」って何?!
せっかくオリンピックもあることだし、代表仕様のポロシャツ…と思ったけど、ぬいの本にはなかったポロシャツの作り方。襟どうやってつけるの?!

Q.ところで何体持ってるの?
A.全部で3体、1人じゃ寂しいよね理論で増えました(増えすぎ?)

というわけで、手持ちのトムHCぬいの登場。ベースは赤いTシャツ、ほつれない生地を襟の形にして縫い合わせて細かいところはプリント…既製品の実物って勉強になりますね。白いフェルトが手元にあるからそれでいこうと思うんです。あとはやる気スイッチが(以下略)

とまぁ、長くなりましたが。1体できるとあれもこれも…となるんで結構楽しいです。なんなら次作りたい人もいるし、作りたい物もある。ただ、意外と集中力使うんでのんびりいくのが一番ですね。

追伸:自分だけなのかもしれませんが。頭ができ、胴体ができてぬいができ。衣装ができるまでなんか気まずいのは気のせいでしょうか…(サイズ間違えて買ったぬい用Tシャツがぶかぶかだけど全身隠れるので役立ちました)






いいなと思ったら応援しよう!