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障害を開示した上で健常者向け求人に挑戦し、撤退した話

どうも、こんにちは!
半額です。

自分は以前、障害者雇用を抜け出して
一般就労も視野に入れようと、
健常者向けの転職エージェントに登録したことがあります。

健常者に混ざって働くというと、
障害を隠す「クローズ就労」の話が目立ちますが、
自分は障害について開示したうえで挑戦しました。

今回の記事はその過程と、判断理由について
書いていきます。

結果から言うと、撤退しました。
なので、成功例以外に興味がない方は
今回の記事はなんの役にも立ちません。

あらかじめご承知おきください。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

なぜ健常者向け求人を目指したのか

まず、初手である
健常者向け求人に挑戦しようと考えた
理由からお話します。

障害者雇用のIT技術職として働き始めたはいいものの、
案件が決まらず、右往左往していた時です。

仕方なくIT技術について勉強したり、
プログラミングをしたりしていました。

そこで考えたのは、
「フル在宅勤務さえ守れば、普通に働けるのではないか」
ということです。

IT業界では、在宅勤務はそこそこ普及しています。
フル在宅の求人もあります。
そういった職場であれば、障害特性は問題なくなり、
自分の得意な分野だけで勝負できるのではないか、と。

職探しに挑戦して無理なら撤退すればいいし、
いいところにこ゚縁があれば行くだけです。
デメリットないですね。

ということで、挑戦することにしたのでした。

プログラミング求人サイトpaiza

まず、paizaという求人サイトに出会いました。

競技プログラミングのような問題を通してスキルチェックを行い、
それで求人とマッチングさせるサービスです。

プログラミングの練習がてらスキルチェックを受け、
最高評価であるSランクを取りました。
(「データサイエンスに精通しているレベル」は確実に誇張です。
AtCoderなら「初心者」レベルです。)

Sランクを取ると(bot的な)スカウトがたくさん来るため、
興味があるものに応募していきました。

paizaは求人に設定されたスキルレベルを満たしていれば
面接が確約されるシステムなので、
面接を通して業界を知ることもできました。

健常者向け転職エージェント3社

並行して、IT関連の転職エージェント3社に登録しました。
このうち1社が地雷だったので、別の記事に書きます。

ここでは、まともだった2社について書きます。

過去には障害者向け転職エージェントに
面談を拒否されたこともありますが、
ここでは面談と求人紹介をしてくれました。

ただ、全然書類選考が通りません。
しっかりしたエージェントであるだけあって、
求人の待遇と要求が高めです。

加えて、さすがにフル在宅求人は
多くはありませんでした。

しかもこちらは実務経験も薄い状態です。
求人を選べるような立場にはありません。

障害者雇用の恩恵を実感し、撤退

フル在宅の要求を外し、
応募の数を増やしていけば、
もしかしたら1社くらい内定を取れたかもしれません。

未経験者向けの求人もありました。
健常者向け求人であれば、学歴や資格も
意味を持ってくれるでしょう。

ですが、自分にとって
フル在宅を失うことで体調を崩すリスクのほうが
大きいと考えたので、
ここは守り抜くことに決めていました。

結果として、障害者雇用の恩恵を実感し、
転職活動から撤退する選択をしました。

成功はしなかったが、学びがあった転職活動

いい職場に出会う、という
転職活動の成功には至りませんでしたが、
学びがあった転職活動でした。

面接を通して業界のことを知ることができ、
障害者雇用で配慮をうけられていることのありがたさを
実感することができました。

実際に健常者の就労環境を知ることで、
障害者雇用がいかに守られているかがわかりました。

まとめ

  • 健常者向け求人への挑戦を通して、障害者雇用のありがたさを実感したよ

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。

しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。

500円の有料記事となっていますが、
これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。

余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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