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障害者雇用に直接挑戦するか、訓練を経由するか【現状把握編】
どうも、こんにちは!
半額です。
障害者雇用で再就職を目指すときに、
(最終目標が正社員であったとしても)
いきなり一般企業(フルタイム/パートタイム)なのか、
就労継続支援A/B型や就労移行支援で
訓練を挟んでから挑戦するのか、
迷う人もいるでしょう。
自分は新卒の会社を3ヶ月でクビになって
しばらく療養に当ててから
再就職を目指したことがあります。
その後ももう1回職を失い、
再就職をしています。
今回のテーマは、
いきなり一般企業に応募するか、
訓練を経由するかの
選択の考え方です。
1つの記事にするには
長くなってしまったので、
【現状把握編】と【選択編】の
2つの記事に分けています。
この記事は前編の【現状把握編】です。
同じような悩みを抱えている人は
少なくないと思ったので、
今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
筆者について
発達障害当事者
公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している
職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している
福祉制度を探ることが趣味と化している
大前提として、主治医の意見はもらうこと
前提として、
主治医に就労の許可が
もらえていることとします。
訓練なら許可、といった場合は
その指示に従ってください。
ハローワークの場合、
精神障害者が求職登録をするときには
「主治医の意見書」という
診断書を要求されます。
なぜか様式が窓口でしかもらえない
不便な診断書です。
転職エージェントなどでも、
似たような質問は最初にされますでしょうし、
もし嘘をつけば、信用を失い、
今後一切相手にしてもらえなくなるでしょう。
信用は重いですよ。
あなた自身の現状を把握する
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
という有名な言葉があります。
まず、「己を知る」から始めるのがいいでしょう。
障害者雇用において、自身の限界を超える負荷は
破滅的な結果に至ります。
限界を超える仕事を分析しても意味がないので、
先に自分のことを分析するのです。
次の3点の観点から考えてみてください。
どれだけの時間で働けそうか
目指す職種に求められるスキルはあるか
社会経験があるか(社会常識が備わっているか)
「敵を知る」部分は別の記事です。
1.どれだけの時間で働けそうか
体調や体力面で労働できる時間を考えます。
次の4通りで考えてみてください。
週40時間(フルタイム)
週30時間(長めのパートタイム)
週20時間(短めのパートタイム)
それ未満
フルタイム就労であれば、
1日8時間を週5日、
休みなくとはいいませんが、
基本的には有給休暇に収まる範囲でしか休めません。
特にフルタイム就労では、アルバイトなどとは異なり、
年単位の長期的な就労が望まれます。
そのため、この労働時間を
今後ずっと継続していくことが前提となります。
できなくなれば、休職や退職となります。
体調を悪化させるだけでなく、
履歴書の経歴上の信用を
下げることにもなります。
その覚悟は持っておいてください。
2.目指す職種に求められるスキルはあるか
いきなり一般就労を目指す場合、
職種ごとに必要な
最低限のスキルが求められます。
作業職はほぼ求められませんが、
事務職では表計算の入力や簡単な文書作成程度、
専門職では専門分野の基礎スキルが必要になります。
希望する職種に要求される水準に
あなたのスキルが届いているかを
考える必要があります。
まずはあなたの今のスキルを
棚卸ししましょう。
スキルを客観的にアピールでき、
自身のスキルを把握する方法に
資格試験があります。
詳しくはこちらの記事です。
3.社会経験があるか(社会常識が備わっているか)
特に一般就労を目指す場合ですが、
あなたに社会経験があるかも関わってきます。
特にフルタイムで一般就労する場合、
それなりの社会常識が求められます。
社会常識は、本やインターネットで
字面を追うだけでは
どうしても得られないものがあります。
程度問題や、とっさに出てしまう言葉などです。
新卒であれば
社会常識を最初から持っていることを期待せず、
仕込む前提で研修があったりしますが、
中途採用では最初から要求されることが多いです。
障害者雇用で職歴が浅いことを前提に
考える会社であれば
大目に見てくれるかもしれません。
それでも、基本的には社会常識を身に着けて
求人に応募したいところです。
続きは【選択編】で
ここまで考えた結果を基に、
具体的な選択肢を考えます。
まとめ
主治医の許可は必ず取りましょう
労働時間、スキル、社会経験の観点で考えよう
障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう
現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。
しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。
500円の有料記事となっていますが、
これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。
余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。