見出し画像

障害者雇用でも最低限の社会常識は必要

どうも、こんにちは!
半額です。

一般企業への就職を目指すには、
たとえ障害者雇用であっても
最低限の社会常識が求められます。

「障害特性なんだから
社会常識なんてないのは仕方ないよね!配慮して!!!」
では、済まないことです。
少なくとも、改善の努力が必要です。

もし改善するつもりがなければ、
就職を諦めるしかないでしょう。

就職に必要な要素として
体調維持の次に重要な要素です。

今回は、そんな社会常識の記事です。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

社会常識はビジネスの礼儀

社会常識と一言にいっても、
様々なジャンルがあります。

他人に対する挨拶、職場における行動、
仕事中に求められる要因などです。

会社で求められる社会常識は、
通勤途上や職場など
仕事に関する場面における最低限の礼儀です。

友達と遊びに行くときの常識とは
全く異なるものになります。

社会経験がないと、
どうしても思い浮かびにくいところです。

完璧は要求されないが、最低限は必ず要求される

社会経験がない、もしくは少ない人に、
いきなり完璧な社会常識は要求されません。

様々な会社が新卒の新入社員に
ビジネスマナー研修やコンプライアンス研修を
行っているのがその証拠です。

社会経験をそれなりに積んだ中途採用では
求められるかもしれません。

ただし、あくまで
「完璧である必要はない」であって、
「全くなくても大丈夫」ではありません。

仮に面接官に
「わざわざお前の会社の面接に来てやっているんだ」と
いきなり喧嘩腰のタメ口で話せば
確実に落選です。

社会常識の例

最低限求められるレベルの例を
いくつか挙げます。

あくまで例であって、
他にも多くのものがあります。

いきなりタメ口・喧嘩腰で話さない

学校でもアウトなレベルですが、念の為。
B型でこういった人をたまに見かけました。
SNSでもよく見かけます。

ある程度個人的に仲良くなった人と
飲みに行くときとかならいいかもしれませんが、
その場合でも職場でタメ口はNGです。

報告、連絡、相談

社会常識の話になると、必ずといっていいほど
登場する単語です。
いわゆる「ほうれんそう」です。

上司に「この仕事が終わりました」、
同僚に「こんなことがありました」、
誰かに「こういったことがありましたが、どうしたらいいでしょうか」
といったものです。

会社で仕事をすると、
必ず他人との関わりが発生します。

たとえ一人で作業する仕事でも、
上司とのやりとりがあります。

その他人との関わりを
しっかりこなす必要があります。

遅刻・突発欠勤は基本しない、する場合は連絡する

定時制であれば始業時間、
コアタイムありのフレックスタイム制なら
コアタイムの始まりには
遅れてはいけません。

何が何でも絶対NG、ではありませんが、
その場合、必ず連絡をしましょう。
正当な理由であれば、そんなに怒られることはないはずです。

電車の大きな遅延が代表例でしょう。
(数分の遅延くらいは耐えるゆとりは
普段から持っておきましょう。)

自分が経験したことで、
朝下痢してしまい、トイレが長引いたとかでも
正直に連絡しましょう。

体調不良による突発欠勤も好ましくありません。
健常者でも風邪をひいて有給にすることはありますが、
頻繁にすることは望ましくありません。

障害者雇用であっても、
突発欠勤が頻繁に起こるような体調の状態では、
まだ就職を目指す段階ではありません。

仕事に好き嫌いしない

仕事は、会社からの命令です。
基本的に好き嫌いで拒否することはできません。

福祉施設の作業とは違います。
「この作業やだ!」といって
好き嫌いだけで作業を選べるのは
B型くらいのものです。

対価として給料をもらっている以上、
会社からの命令に従う必要があります。
それが雇用契約です。

ただし、何かしらの合理的な理由があれば、
相談の余地があります。
障害特性による理由でできない業務がある場合、
事前に相談しておきましょう。

また、どうしてもその職場での仕事が不満なら、
転職を検討しましょう。

IT技術職だと
「どういった分野の仕事をしたいか」と
あらかじめ聞いてくれることがあります。

この場合は自身の目指すもの(好き嫌い)で
答えることができます。
むしろ将来のキャリアを考え、
積極的に自身の目指したい分野を選択したいところです。

社会常識は独学では習得が難しい

社会常識は、どうしても経験が強く、
書籍やインターネットの情報だけでは
習得が難しいものです。

程度問題になりやすい、
現場で自然とできる必要がある、
といった理由です。

会社の文化によって異なる要素もあります。
例として、服装では、
スーツ必須からかなり緩いところまであります。

社会経験の訓練として利用できるのが
就労移行支援です。

就労継続支援の軽作業だけでは、
社会経験の訓練にはなりません。

まとめ

  • 社会常識は、一般企業で働くのに必要な要素だよ

  • 完璧は求められないけど、最低限は必要だよ

  • 独学で習得するのは難しいよ

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
障害者の金銭的事情はよくありません。

しかし、障害者割引を活用することで、
出費を大きく抑えることができる
ジャンルがあります。

500円の有料記事となっていますが、
これを知っているだけで、
ピンポイントで割引を活用できます。

余裕で500円は取り返せる
内容となっていますので、
どうぞよろしくおねがいします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!