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就労移行支援は具体的に何を期待できるのか

どうも、こんにちは!
半額です。

就労関連の福祉制度の1つに
就労移行支援があります。

簡単に言えば、
「障害者向け職業訓練を通して
一般企業への就職を目指そう」
というものです。

自分も利用したことがあります。
2ヶ所です。
他にも何ヶ所か見学に行きました。

「職業訓練」といっても
そのレベル感はどうなのかなど、
行ったことがない人は
実感がわかないと思います。

どんなレベルの訓練が
期待できるのか、
本当に就職できるのか、など
不明点が多いと思います。

今回は、そんな
就労移行支援のお話です。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

スキルアップというより、社会経験の訓練

就労移行支援では、
「社会人スキル」など、名付け方はいろいろですが、
社会経験がない人には役立つ
社会常識をカリキュラムに多く
取り入れています。

ビジネスメールの書き方とかですね。

一方、専門職を目指すのに必要な
各分野のスキルについては
せいぜい市販の教材を
用意してくれる程度です。

「IT特化」はIT技術を教えてくれません。
Webデザインなら教えてくれます。

なので、スキルアップを目指す「職業訓練」というより、
社会経験の訓練をするところ、というのが
現状です。

社会経験がある人であれば、
訓練内容には
物足りなさを感じることでしょう。

基本的に、事務職以上のスキルを教わることは期待できない

「就職に必要なスキルも
身につけられる」
といった謳い文句を
出しているところもあります。

ですが、ここでいう「スキル」は
基本的に作業職や事務職に
役立つレベルに留まります。

自分が見学した
多くの就労移行支援では、
Excelで関数を組めたらすごい、
くらいのレベル感でやっています。

また、作業職を想定して
封筒への3つ折り封入を
やっているカリキュラムがある
施設もありました。

Web系を目指そう、というところでも
HTMLとCSS、ちょっとだけJavaScript程度です。
(プログラミングではなく、デザインです)

就労移行支援で教えてくれるスキルで
目指せるのは、
作業職と事務職、
施設を選べばWebデザイナーくらいです。

IT技術職になるには、攻略法が必要です。

社会経験がない人が一般就労を目指す足がかりには向く支援

スキルを習得するという目的では
確かに物足りない部分がありますが、
スキルは自学でも習得することができます。

しかし、社会経験の訓練は
自学では難しい分野です。

書籍やインターネットから
知識を補完することはできますが、
実際の職場で発生する場面は
知識だけでは最適解にたどり着けません。

ここには就労移行支援での
社会経験の訓練が活きてきます。

別の記事で書いていますが、
労働時間、スキル、社会経験が揃って
ようやく一般就労が現実的になります。

そのため、就労移行支援は
社会経験がない人にとって
いい足がかりになる支援なのです。

実はある、就労移行支援を利用してIT技術職になれた方法

ここまで読んでくれた鋭いあなたは、
「スキルは事務職かデザイナーまで、
社会経験は補える、
なら社会経験があってIT技術職を目指す人には
利用価値がないな」
と思ったでしょう。

しかし、実は
就労移行支援はIT技術職を目指す
踏み台に利用できます。

転職エージェントが即座に利用でき、
IT技術職の良質な求人を紹介してもらえるレベルに
実務経験がある人は
そっちのほうが良いでしょう。

でも、それができていたら
この記事を読んでいませんよね?

そうでない場合は、
就労移行支援を攻略するのが
最速の攻略法です。

きちんとした攻略法があります。

こちらの記事で、
そのための方法を説明しています。

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まとめ

  • 就労移行支援は「職業訓練」というより「社会経験訓練」だよ

  • スキル感は事務職か一部Webデザイナーだよ

  • 社会経験がない人には向く支援だよ

  • IT技術職になれる裏技があるよ

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以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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