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未経験前提で選択肢が豊富なのは新卒の特権、障害者雇用では特に顕著

どうも、こんにちは!
半額です。

日本の社会は、新卒が特別です。大好きです。

障害者雇用でも健常者の一般雇用でも、
新卒採用はそれ以降の転職・再就職とは
全く別物です。

ほぼ全員が、実務未経験なのです。
それ故に、実務経験がなくて不利になることがありません。

また職種も豊富です。

健常者の一般雇用でもそうなのですが、
この傾向は障害者雇用だと
更に強くなります。

今回は、障害者雇用の新卒の特権がテーマです。

もし学生さんが読んでくれているのであれば
新卒の一度きりの機会を大切にしてほしいですし、
既卒の人であれば、
新卒のときのようにはいかない、という話になります。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

未経験で当たり前、は健常者でも新卒の特権

健常者の求職活動でも、
新卒は唯一、ほとんどの業種で
未経験が前提となっています。

スタートラインに立たせてもらえないのは
大学の学部や大学院で扱う高度な専門知識がないと
難しいほどの専門職くらいです。

終身雇用の概念が未だに強く残っている
古典的日本の大企業とかだと、
新卒しか機会がない、もしくは
それ以降は狭き門になります。

その後も未経験可の求人はありますが、
新卒採用ほど職種は豊富ではありません。

別の職種であっても、
年齢が事実上制限されてしまったり、
関連するスキルを磨いたりしておく必要があります。

障害者雇用では新卒の特権がさらに強まる

自分は新卒のときは健常者の一般雇用と
障害者雇用の両面で探していました。

障害者雇用の職種が健常者より遥かに狭いのは
お察しのとおりですが、
新卒のときだけは事務職以外の求人の比率が
多かったです。

自分はIT系職種に狙いを絞ったために
他の職種はチラ見程度でしたが、
事務職や作業職しかない、ということは
ありませんでした。

正社員登用を前提とした求人も少なくなく、
待遇も高い求人が結構ありました。
全体的に高めで、最低賃金付近のところは少数派です。

IT技術職の未経験可求人に
数ヶ月の限られた期間に数十社も応募できたのは
そのおかげです。

中途の再就職だと、そもそもそんなに
未経験可IT技術職の求人の数がありません。
求人数最大手のハローワークですら
全く足りません。

事務職や作業職の最低賃金付近がほとんどの状態です。

学生さんは新卒の一度きりの機会を大切に

もしこの記事を
障害者雇用を考えている学生さんが読んでくれているのであれば、
ぜひ新卒の機会を大切にしてください。

特に大学で学んだことを活かして、
何らかの専門職を目指す場合です。
新卒でも障害者雇用では求人が少ないですが、
それ以降は見かけることすらないでしょう。

新卒の就活と、その後の再就職は
難易度が遥かに違います。
転職であっても、障害者雇用だと
職種と求人数がかなり限られます。

状況次第では、卒論を出さないなどして1年留年し、
もう1年新卒として就活をするという手段もあると思います。

自分は薬の副作用が出てしまって
3ヶ月で退職となってしまいましたが、
新卒のときに得た仕事の想定年収は
今でも超えられていません。

では新卒を逃すとお終いなのか

では、その貴重な新卒の機会を逃すと
もういい職業に就けないのでしょうか。
事務職や作業職しかないのでしょうか。

目指している分野によっては、確かに難しいです。
大企業が量産する商品開発、ロボットの設計のように、
障害者雇用では一度も見たことがないような
専門職はたくさんあります。

ですが、専門職がないわけではありません。
IT業界は障害者雇用でも目指すことができる、数少ない専門職です。
ハローワークにもいくらか求人がありますし、
転職エージェントも求人を持っています。

ただし、転職エージェントで求人を紹介してもらうためには
事実上の審査があります。

さらにライバルも強いため、難易度は高いです。

エージェントに断られても、IT技術職になれた

ですが、断られても他の方法があります。
自分はエージェントに断られましたが、
こちらの方法でIT技術職になれました。

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まとめ

  • 健常者も障害者も、新卒は特別な機会だよ

  • 障害者雇用だと、その傾向がさらに強いよ

  • 学生さんは新卒の機会を大切にしてね

  • 障害者雇用で中途でも、IT業界は目指せるよ

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以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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