株式投資はハーレー?
アウトプット21日目です。
見事にサボりました。
一先ずコンスタントに書き続けるのを意識したいと思います。
今回は金融投資(以下、投資)の勧め方について書きたいと思います。
自身の進め方ではなく、勧め方です。
日本国債を入り口にして、日本国債の弱点を突いていくことで、少しずつ投資へ興味を持ち、少しずつでも投資をしていく方向に進めるのが取っ掛かりやすいでは、と思い今回の記事を書きました。
さて、現在、世の中は猫も杓子もオルカン、S&P500、日本高配当、果てはベトナムインドなどの新興国投資!となっています。
人口が減少していき企業も賃上げを進めていく、そうするとインフレが進んで行き、現金の資産価値が下がっていく。
こんなシナリオが濃厚になってきており、インフレに追いつくには投資に回すしかない。
もしくは、世界経済やアメリカ経済はこれまで年率5-10%程度で成長してきていて、資産を増やして、経済的に自由を手に入れるには、投資が有力な手段。
上記のような内容で投資を勧る方が多いかと思います。
対しまして、現在投資をしていない人の事を考えましょう。
少し古い資料ですが投資をしない人が、投資をしない理由について調査されています。
https://www.fsa.go.jp/policy/kokyakuhoni/030630ishikicyosa.pdf
こちらを参考にすると、
①余裕資金がない
②資産運用に関する知識がない
③購入保有に不安を感じる
などが挙げられています。
これらの回答をする方から見れば、投資を勧める人は、
「損するような怖いものを、知識やお金のない自分に勧めてくる人」
と読めます。
この話のポイントは、株式投資(仮に過去の勝率の高いインデックス投資でも)は一時的に資産を減らす可能性が高いという事が、「事実」という点です。(というより10年くらい単位だとほぼ確実に大暴落をくらう)
つまり、
「損するような怖いものを、知識やお金のない自分に勧めてくる人」というのは、
①資金がない(事実)
②知識がない(事実)
③損する可能性がある(事実)
となるのです。
これでは投資なんかするわけありませんよね。
先日の大暴落で、「あぁ、やっぱり株は怖いんだ」
となった方もいらっしゃるかもしれません。
では、そういった方にどうやって投資を勧めるか?
これは、「日本国債を勧める」のを入り口するということが一つの解決策になるのでは?
と私は考えます。
債券が優れているのは、胴元がコケない限り元本が保証されるという点です。
また、ほぼ知識が不要です。
よって知識が無い、損をする、は回避できるのです。
その代わり、
①まぁまぁ大きな金額(50万とか)が必要
②一定期間資金がロックされる
という問題点が生まれます。
しかし、世の中、なんらかのリスクを負わなければ、何も得られないのも事実です。
「もっと利率の良いものは無いか?」
→米国債券なら利率は良い
ただし為替リスクを負う
「もっと少額で始められないか?」
→債券ETFがある
ただし、元本保証されない
株式を入り口にしてしまうと、債券と比べて高いリスクから始まってしまう上、
最初から勉強する内容が膨大になってしまいます。
なんとなくのイメージですが、
補助輪付き自転車が日本国債、
普通の自転車が米国債券、
電動アシスト付き自転車が債券ETF、
バイクが投資信託など、なイメージです。
個別株はハーレーとかでしょうか。
バイク怖い、自転車怖い、の人が
いきなり乗るのは難しく、乗り回してる人がいくら
「怖く無いよー!便利だよー!」と言ってもいきなり乗らないのです。
自転車にしても、転びながら乗り方を運転していくように、
少し損をするのも込みで金融投資はこれから先必要だと思うのです。
そんなわけで、金融投資の勧め方について書いてみました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。