人間そうは変わら編
業務効率1.5倍への道 ~この3つを意識したよ編~
の続きです。
私のnoteの目的は、社内革命、部署革命を起こそうとするための軌跡の記録することで、私と同じように社内で何らかの変化を起こそうとしている方の参考になれば、と思って書いております。(一番最初の記事にも書きましたが、うまくいったら、うまくいった手法をまとめて有料記事にしてオーディブル代くらいを稼げたらと思ってます。)
今回の話は
を書いて少し後、
部内会議の前段として、同じ役職の人に自分のアイデアを聞いてもらい、「部内にこう言う内容で提案しようと思うんだが」と投げたところで、反発(と私が感じた)受けた話です。
まずは、自分のアイデアを聞いてもらった話から。
正直、反発を貰わないだろう、と思ってた意見ですら反発を頂戴しました。
現時点ではただ慣習で作っていると思っている書類の廃止や、ただただ慣習で続いている制度、これらの重要度は低い、と考えており、多少説明して代替案を出せば大丈夫、とタカを括っておりました。
また、これらは、時間削減へのインパクトは大きくありませんが、社内の書類のやりとり(社内システム)を大きく変えたり慣習を無くす事で、全体が効率化を意識するようになる、という目的を持った改革です。それを理解して貰えば反対はされない、と考えたのです。
一通り説明も済み、納得できるところと出来ないところがあるよね、くらいのレベルで会議は終わりました。
いざ、部内会議に資料を出すにあたり、私は「納得が出来ない部分があるのはわかるが、これは会社や部署のためだから、止めてくれるな。私が勝手にやるから」と的な非常に傲慢な態度をとってしまいました。(意訳。しかも社内ネットワーク上でのやりとり。以下も同僚とのやりとりはネットワーク上)
で、さんざ自分を変える、客観視する、と言っていたにもかかわらず、全く自分を変えれておらず、客観視も出来ていませんでした。
当然ながら、そのままその内容で出すのは承服できない、とコメントを貰い、なんなら傲慢さが滲み出てるとの指摘も頂戴しました。
正直、そのコメントを見た瞬間はカッとなりましたが、ほんの少しだけ自分が変われたと思えたのは、まずは冷静にコメントを読もう、となったことです。
冷静になってから読んだ指摘は大まかに分けて3つ
①上役に対する提案なのだから文章は整えるべき
②良いと思った案もあるが、すべてに同意したわけではない
③熱意や傲慢さが滲み出てるから引く
全く以ってその通りの指摘でした。
文章は今のnoteに書いているようなラフな言い回し、書類上は同僚も含めた総意のような書き方になっている、熱意や傲慢さが滲み出てる。
返す言葉もありませんでした。
まさに
に書いた
「思いついた自分は変わっていない(思いついただけ)」なのに、「周りには変わることを強要している」という状況です。
少し深呼吸が必要でしたが、まずは意見をくれた同僚に感謝の意を伝えるとともに、報告書の内容について、下記のように変えました。
・砕けた表現になっている箇所を是正
・同意してもらえた(と感じた)部分と、それ以外に意見を分けて明確にする
・反対意見があったもの(上記の慣習を壊す)については、反対があった旨を明記した上で、それでも部内で通したい理由を意見として添える
・少しでも熱意が感じられる部分は事実ベースに直す
を書いた端から速攻出鼻を挫かれました。
今回のタイトルの「人間はそうはかわらへん」は周りの人を指すのではなく、私自身です。
会社を良くしようとするのは、おそらく一般的に正しいことです。
正しいが故に、正義は我にあり!と暴走してしまうのです。
社内、部内を変えようとしてる方は熱意とガッツがあると思いますが、暴走しすぎないことが必要だと思います。
正しいが故に、ブレーキがかからない状態である可能性が高いです。
恐らく自分からみたら非の打ち所がない案だと思います。
それでも何か懸念事項は無いか?
特に、「こういうマイナス面もあるけど、プラスの方が圧倒的に上だよね!」みたいな思考は赤信号です。(経験談)
次回以降は、また事態が進展しているとおもわれますので、その辺の内容が書ければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様の仕事の一助になれば幸いです。
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