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考察しなきゃダメですか
子どもの頃、TVは21時までと決められていた。バラエティー番組や音楽番組は楽しめたが、21時以降に放送されるドラマ番組を見ることは叶わなかった。学校でドラマの話題になってもついていけず、悔しい思いをしたのを覚えている。
自分の部屋をもらうと、21時以降も部屋でTVを見られるようになった。それから私のドラマ人生が始まった。TV全盛期、ドラマの視聴率がものすごい時代に様々なドラマに触れることができた。
よく覚えているのは、野島伸司の「未成年」「聖者の行進」。子どもの私にとってはセンセーショナルな内容だった。そして、月9という言葉が出始めた頃、「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」キムタク無双の時代。大人の恋にドキドキした。リアルタイムにドラマを見る楽しみがそこにあった。
ドラマに対する認識は時代とともに変化している。令和の今、TV以外のコンテンツが台頭。配信ならいつでもどこでも見られる。見逃し配信があることで、リアルタイムではなくても見られる便利な時代となった。
SNSがあることで、ドラマの見方も変化した。SNS上では考察が飛び交う。ドラマの制作者も考察の盛り上がりを見ている。最近は考察ありきで作っているの?と思うほど、考察ムードが強い。
でも、私といえば全然考察できないでいる。いわゆる伏線にも全く気が付けないのだ。
ドラマの見方、答え合わせをしながら見る楽しさもあるのだろうけど、答えを知らないまま見る楽しさもあるのでは?と私は思う。
どちらにせよドラマが好き!という気持ちは昔も今も変わらない。毎週のワクワクを今後も楽しみにしたい。
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