宇和島が好き#4「大番(読むまえ)」
宇和島を好きだと言いたい、ただそれだけのnoteにようこそ★読んでくださる貴方のおかげで、はや4回目です。
ちなみに画像の牛鬼(非売品)は、宇和島市弁天町1丁目318-16 きさいや広場の展示品です。購入不可ですので悪しからず。牛鬼【うしおに】というシンボルなのですが、どこが牛なのか考え出すと困惑するのでオススメできません。ちなみに調べても牛鬼と牛との関連性は明示されておりませんので、是亦(これまた)オススメできかねます。個人的にはミノタウロスとの類似性を指摘したいところなのですが、ギリシャ神話は人間の営みを美化しているので、やはり生々しいというか何か肉の臭いが漂います。宇和島の牛鬼は神格化されているというか象徴的な存在なので、見た目は近いと言えなくもないけど内容は程遠いですねえ。
大番のwikiは、武士の役職の一つ大番役についての言及で、獅子文六の「大番」は別項に分けられています。意味が分かれたよーということなのでしょうが、そういえばなんで大番なんですかね。。。それは明日たしかめるといたしまして、wikiの粗筋(あらすじ)によりますと主人公はモテたい盛りの赤羽丑之助で舞台は宇和島近郊の農村から始まります。男女の出会いの場である村祭り、今でいうところの大規模な街コンの夜、モテたいがモテない彼は一計を案じてラブレターを妙齢女子にバラまいて、がっぽがっぽの大漁御礼を狙うのですが、渡す相手を間違え大スキャンダルに発展します。モテたい目的とは別な意味で注目(あるいは軽蔑)の的となり、いたたまれなくなった彼は東京に出奔し株仲買の小僧に就職、相場の世界に足を踏み入れることになります。戦前から戦後の東京証券業界で活躍した、うしのすけ即ち「ギューちゃん」の破天荒を描いた、とのことです。
ウシジマ君と、ナニワ金融道と、どっち寄りなのでしょうね。やはりそれはページをめくってたしかめてみないことには、何とも(´∀`*)ウフフ
どうでも良いのですが、私の高校時代には司馬遼太郎が流行していました。獅子文六は高校の図書館の片隅にあったかどうかすら記憶にないほど、少なくとも現国の教科書にもなかったほど忘れ去られていたのですが、卒業式の日、同級生は顔見知りの女子全員に告白して回り、そして全員に振られていました。でも同級生は振られたからって東京に出たりせず、そのまま地元のDラン大学に進学して今でも地元にいるんじゃないかなあ。東京に出た奴とは会ってないけど、地元だからって再会する機会もそうあるものでもなす。
私は東京よりも宇和島に行きたいのですが、だいたいの小説は、ああ現実でもそう。。。宇和島には行くよりも出る方が圧倒的に多いと思うのですが、私が宇和島に移住し、定住の日々のよしなを3万字したためたとして、それが書籍化したら。電子書籍でも良しとしましょう、、、このnoteを読んで下さる貴方は購入してくださるでしょうか。
(ノ´∀`*)
いえ、ほんの軽口です。それでは、また明日「大番」をめくりながらのnoteでお会いいたしましょう。お読みいただきありがとうございました。
おやすみなさい。