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claquepotのライブ感想

先日千秋楽を迎えたclaquepotのライブ「crosspoint」に行きました。
久しぶりに行けたクラポ兄さんのライブは
やっぱり最高の時間でした。
今回はライブの感想とクラポさんのライブの魅力を
綴っていきたいと思います。

今回のライブに行って感じたことは、
クラポさんのライブは「音を楽しむ空間」という感じがして好きだな、
ということです。
クラポさんの曲は音とリズムと言葉のリズムが一体となっていて、
それを生で体感した時に無条件で体が動きます。

クラポさんの曲は普段使うような言葉でもその裏の意味を掘り起こし、
再提示・再定義するような面白さがあります。
音源で聞いた時とライブで聞いたときに耳に残る歌詞が違うことがあり、
ライブに行くと改めてぶっ刺されます。
以前行ったライブでは「useless」に撃ち抜かれました。
「戦いすんで 日が暮れてしまった後に 何がその手に残ってる」
という歌詞をライブで聞いて音ではなく言葉として食らい、
それ以降音源で聞いても食らい続けています。
今回は「ahead」が印象的でした。
「ahead」は音源でも食らってはいたのですが、
今回のライブでは食らわされるだけでなく「進め」の温かさを感じました。
同じく温かさを感じたのが「hibi」です。
「当たり前だった日々が 当たり前じゃなくなって」
コロナ禍で「当たり前」でなくなったライブがまた「当たり前」になり、
そんなライブやもっと身近な日常が「当たり前」じゃないことを
心に留めておきたいと思いました。

クラポさんのライブでちょっと気になっていることもあります。
それは、「choreo」についてです。
クラポさんは「俺は踊れないから~」というMCをしますが、
「choreo」を歌いながらの歌詞に合わせた動き、
特にアイソレ。
兄さん、踊れちゃってます。
弟の本領が顔を出しちゃってます。
そんなところも含め、
普段クールな印象のクラポ兄さんのちょっと抜けた一面が見られるのも
ライブの魅力なのかな、と思います。

音と言葉で打ち抜かれるクラポさんのライブ、
何度でも行きたいです。


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