SHE'S Tour 2024 「MEMORIES」感想
SHE'Sのツアー「MEMORIES」が終了しました。
完走おめでとうございます!!
今回のライブも最高にカッコよくて、美しくて、楽しかったです。
それぞれの曲について書きたいことはいろいろあるのですが、
長くなりすぎるので特に印象的だったものをピックアップします。
今回のライブで感じたことは、
SHE'Sの音楽の透明感がさらに増している、
ライブの楽しさをさらに更新している、ということです。
「Cloud9」、「White」、「カフネの祈り」、「No Gravity」など、
美しさと透明感とそこに宿る力に、
SHE'Sでしか得られない高揚感を感じました。
登場前のSEで「Dull Blue」が鳴り、
続いて「Lantern」が流れ始めました。
SHE'Sのライブで「Lantern」がかかった時の高揚感たるや。
4人がステージ上に登場して1曲目は「Cloud9」でした。
音源で聞いていても透明感のある曲だとは思っていましたが、
生で聞いた時の迫力と透明感は想像以上でした。
まさにCloud9=最高に幸せなライブの始まりでした。
ライブが進んでいき、
竜馬さんの大切なMemoriesの一つ、というMCの後に披露されたのが
「Long Goodbye」。
今回のMemoriesというテーマのもと
久しぶりにライブで聞く「Long Goodbye」は
竜馬さんの想い出、自分の大切な人との思い出が重なり
泣きそうになりました。
本編の終盤で披露されたのが
「Dance With Me」、「Un-science」、「Memories」です。
今やすっかりライブの定番曲となった「Dance With Me」。
Now&Thenのツアーでお客さんがMVのダンスするのかどうか、
という戸惑いも見られたのがもう懐かしく、
今ではすっかり煽られなくても会場一体となって
飛び、手を振り、歌い、みんなが一つになっているのを感じます。
そしてSHE'Sの初期からのライブ定番曲「Un-science」。
この曲の持つ透明感と美しさは今回のアルバムの楽曲たちの
源流にある曲だと思っていて、ど真ん中のSHE'S。
「Un-science」は私がSHE'Sで一番好きな楽曲でもあり、
ライブの時の会場の待ってました!という雰囲気、
シンガロングも大好きです。
「想い出」がテーマとなっているライブで聞く「Un-science」は
私の中のSHE'Sとの想い出をつなぐ曲でもあると感じました。
本編最後は「Memories」。
「Memories」は新しい楽曲ではあるものの、
今回の新旧織り交ざったセトリの中でドシッとしていました。
最高にカッコいいライブで歌い上げる
「僕は味方だ」という歌詞のメッセージがとても温かかったです。
アンコールの一曲目の「歓びの陽」でも感動が待っていました。
「歓びの陽」はSHE'Sの中で派手なタイプの曲ではないですが、
竜馬さんがマイクを向けると会場の全員がしっかりと歌っていました。
その声を聴いて、ここには自分と同じようにSHE'Sが大好きな人が集まっているんだな、ということを実感しました。
そして、まさかのダブルアンコールがあり披露されたのが
「Freedom」でした。
ライブの最後の最後に聴く「Freedom」のエネルギー、
会場の一体感とすべて出し尽くす気持ちがすごかったです。
久しぶりにライブで聞く「Freedom」はより一層カッコよかったです。
今回のライブはアルバムツアーでありながら、
新旧いろんな楽曲が混ざっていて最高に楽しかったです。
また、今回のライブで感じたのはSHE'Sのライブ曲が近年増えたな、
ということです。
「Un-science」、「Dance With Me」、「Over You」などの前からある曲も
「Blue Thermal」、「Glow Old With Me」などの近年の曲も
同じくらいライブの定番曲としてワッと会場が沸き立っていて、
ずっと進化し続けるSHE'Sがカッコいいな、と思いました。
SHE'Sの素敵な音楽が、カッコいいライブが、
もっといろんな人に届いてほしいです。