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Da-iCE 「MUSi-aM」発売記念 武道館ライブDVD感想
少し前になりますが、2024年10月2日にDa-iCEのニューアルバム
「MUSi-aM」が発売されました!!
今回は初回限定版に収録されている今年1月に武道館で行われたライブのDVDの感想を書いていきます。
武道館当日は見られなかったので、
DVD鑑賞はライブ並みに楽しかったです。
オープニング~MC1
まず最初が「It's not over」。
ライブが始まった!、という高揚感をファンにもたらしてくれる選曲です。
ボーカルはもちろん、パフォーマーのソロもある一曲なのが嬉しいです。
続いて「ハッシュハッシュ」と「エビバディ」のマッシュアップ。
旧曲だからこそできる仕掛けと今だからこそできる表現で、
忙しそうだけどみんな楽しそうなのが印象的でした。
「SHOUT IT OUT」や「WATCH OUT」のような昔の曲も
ただ懐かしくてエモいにならず、今のカッコよさで魅せているのがすごい。
お決まりの「感じて」(by想太くん)→「キャー!」(by6面さん)も最高です。
そこからの超豪華BACKシリーズメドレー。
ハイライトとしては
改めて感じる「Flash Back」の雄大先生の低音の魅力。
「BACK TO BACK」は振り付けが好きな2番から始まる。
「I'll be back」も歌もダンスも好きなところが入っている。
からのBACKシリーズの系譜にある「Kartell」。
Da-iCEが持ち続けるこのゴリっとした反撃心が好きです。
ここのパートは打ち込みっぽい昔の曲と最近の曲が混ざっていますが、
それらの曲を混ぜても浮かないアレンジと魅せ方がすごいな、と思います。
BET~バンド演奏
ここのパートは大人っぽい曲が多く、
初期から今のDa-iCEへつながっていく過程を感じます。
私はアルバムBETでDa-iCEに出逢ったので、
このパートはひときわ感慨深かったです。
見ているひとりひとりにとってそういう曲たちがあるんだろうな、
そうしてDa-iCEの歴史ってつながっているんだな、と思いました。
「BET」のアウトロの振り付けが何回見ても好きすぎる。
ここでくる「TOKYO MERRY GO ROUND」が最高すぎる。
TMGRは個人的Da-iCEの5大ライブ曲の一曲で、
雄大くんの「ゴーゴー!」とか、颯くんのソロとか、
久しぶりに見られて本当にうれしかったです。
ただ、徹さんからめんさんへのいたずらがなかったのは少し残念でした笑
その後「ハイボールブギ」へとつながるフリで久しぶりに想太君の毒舌っぽいしゃべり方が聴けたのもよかったです。
「SWITCH」ではダンスの個性が色濃く出ていて、
まさに不揃いこそが強みのチームだな、と思いました。
つづく最近の曲の「ナイモノネダリ」での、
「シッ」(by徹さん)→「キャー!」(by6面さん)も良かったです。
バラード~MC2
ストリングスだけで魅せるボーカル二人の「I still love you」の
美しさたることや。
音数が少ないからこそ歌がダイレクトに伝わりました。
「もう一度だけ」はパフォーマーも加わりますが、
音は鍵盤とストリングス主体で少なめ。
生音でライブするようになったのは最近なのに、
昔の曲でもこういうアレンジで表現できるところに
昔から今へ脈々とつながるDa-iCEの音楽性を感じます。
そしてここのパートの衣装がかわいい。
特に想太君の青シャツとめんさんの緑のシャツがかわいい。
メンカラがないからこそいろんな色の衣装が見られて嬉しいです。
久しぶりの「恋ごころ」は曲が良いのはもちろん、
振り付けがとても好きです。
「LOST LOVE」は選曲した颯くんナイスすぎます。
このパート最後の「CITRUS」。巨匠感。
「CITRUS」の2番の颯くんソロが美しい。
そして、ここのパートのMCで
雄大くんが後頭部でめんさんをにらむ件、
めんさんが曲数について「100曲はないか」といったのに対し
徹さんがボケるムーブからの盛り癖の件がめっちゃ好きです。
大輝くんが着替えて戻ってきたときに颯くんが「お兄さん?」といって
クラポさんのテノヒラを、想太くんがむすんでを、
仕返し(?)に大輝くんが蜃気楼、想太くんが雑に砂時計を歌う(?)件も好きです。
TOKI~本編終了
ここのパートの衣装の徹さんがカッコいい。
「TOKI」はBメロの二人の声が交差する歌わりが好きです。
そして、ここからの3曲の流れが今回のライブで一番好きなところでした。
まず「君色」。シングルの中で一番好き。
その次に「わるぐち」。
この2曲の流れはBETのライブでも連続していて、
ここのパートを今まで何回見てきたかわかりません。
BETから年数が経ち、今のDa-iCEで魅せる「君色」と「わるぐち」には
温かさと深みが増しているように感じました。
「わるぐち」の振り付けは5人それぞれに決めポイントがあり、
その部分での表現の仕方に個々の積み上げてきたものを感じました。
中でも、BETではかわいらしく、今回はイカチめで
「僕を待たす天才だよね」、「嬉し涙に変えるよ」
を決めためんさんが好きでした。
次が「この曲のせい」。今回の公演唯一の5人歌唱曲です。
ボーカル二人はもちろん、パフォーマーの歌声も温かくて素敵です。
いつも思いますが、「この曲のせい」の最後の雄大くんのフェイクで
上ハモをパフォーマーの大輝くんがやってるってすごいよね。
(さすが(お兄さんが)クラポさん)
円陣(徹くんと颯くんが何を話していたのか気になる)を挟み、
いよいよラストスパート。
「DEAMIN' ON」、「Clap and Clap」、「スターマイン」と、
ライブ・フェスで欠かせない曲たちが続きます。
フェスというファンもそうでない人も混ざっている空間を盛り上げてきた
近年のDa-iCEのライブ力のさらなる進化を感じます。
自分たちで夢をつかみに行っているからこそのドリオンの説得力。
クラクラの上カメラからの雄大先生無双+徹さんの華麗なターン。
スターマインのボケで小学生の頃に流行った謎の動きをする徹さん笑。
本編最後は「ダンデライオン」。
武道館であれば例えば前回の武道館と同じ曲を最後に持ってくるとかそういうエモい演出ができますが、
そういう安易なエモさではなく今のDa-iCEの道のりを示すような曲で終わるのがとても良いな、と思いました。
本編最後のMC、ドリオンの歌詞、ダンデライオンの歌詞から、
夢に対する花村想太という人間の想いの強さを感じました。
「ダンデライオン」の「歯を食いしばっていけ」というのは
これまでにDa-iCEが歩んできたただ優しいだけじゃない道のりを表しているようで、
何かを達成するための真実に感じて胸にグッときます。
アンコール~終了
アンコールの一曲目は「パラダイブ」。
やっぱり「パラダイブ」はライブ曲だな、と思いました。
初期から支えてきたライブ曲も最近のライブ曲も一度に聴ける贅沢、
そしてどの時期にもライブ曲があるというのは
Da-iCEがライブを大事にしてきた歴史でもあるのかな、と思いました。
最後のMCは大輝くんの言葉でした。
工藤さんの言葉は何でこんなにスッと胸に響くんだろう。
「普通に」とか「フラットに」という言葉は普段の生きざま。
レコ大のときとかも言ってくれた6面という存在についてや、
Da-iCEってどういうものか、ということ。
大輝くんのこういうブレなさがカッコいいし、
そんなカッコいい後に「live goes on」で」ふざけるところも好きです。
MCの通り10年間続けることもすごいし、
10年間を超えた明日にも普通にDa-iCEが続いて応援できることが本当に嬉しいです。
武道館のアンコールの最後に定番の「live goes on」を持ってきたのも
工藤さんの伝えたメッセージの一部なのかな、と思いました。
最後に10年の先にある「AtoZ」が披露され、
ライブの最初から最後まで歴史を網羅して、歴史の先を見て、
素晴らしいライブでした。
次は紅白でDa-iCEを見たいな。