【favolife始めます】キャリアを捨て専業主婦になった私が求める、お気に入りの暮らし
子どもを産んでも、働き続けるのが当たり前の時代。
家庭も、子どもも、キャリアも全てを手に入れられる時代。
だけど、
夫の転勤のため、
親の介護のため、
子どもの不登校のため、
自分の体調のため、
たとえば、そんな理由からキャリアを捨てて、専業主婦になる人や
もしくは、
ゆったりした暮らしをしたい。
子どもといっぱい遊びたい。
手作りのご飯を家族に食べさせたい。
家をいつもきちんと整えたい。
そんな理由からキャリアを捨てて、専業主婦になった人もいるのではないでしょうか。
私もそんな一人で、直接は夫の転勤がきっかけだったのですが
「もっと地に足の着いた人間らしい暮らしをしたい」と常々思っていたこともあり、会社を辞めて主婦になろうと決めました。
まるで宝くじに当たったかのような倍率を突破し有名企業に入社して
スケールの大きな、やりがいのある仕事に日々励んでいたけれど
”やりがい”という名のもとに与えられる業務量は膨大で、早朝から深夜まで、時には土曜も会社で働く毎日でした。
そんな中、通勤中に読む様々な「ていねいな暮らし」を綴った本を読むのが生きがいでした。
できるだけお金をたくさん稼いで
都心の高級住宅街に住んで
ハイスペックなタワマンやデザインに凝った一軒家に住んで
キャリアも高くて
休暇には海外旅行へ行き
ハイブランドのバッグや服に身を包んで・・・・・・
きっと今の世の中では、そんな暮らしが、大多数から”理想”とされているのだと思います。
料理や掃除、洗濯などの家事は、できるだけ省き、冷凍食品やルンバ、はたまた家事代行サービスに頼って効率よく済ます―。
きっと大多数からは、その方が”賢い”とされているのだと思います。
だけど、
朝から美味しそうな朝ごはんを時間かけて作ったり
風を感じながらゆったり洗濯物を干したり
庭でハーブを育てたり
きちんとアイロンをかけたり掃除したり
部屋の隅々まで整理整頓したり・・・・・・
そんな”ていねいな暮らし”が私にはとても”理想”に感じられました。
生産性や効率の良さからは程遠く、何の収益も生み出さない、ていねいな暮らし。
きっとこれは人それぞれの価値観だから、
どちらが正しいということでは無いと思います。
だけど、大多数の人が目に見える分かりやすいものに価値に重きを置くこの社会の中で、目に見えず分かりづらいものに価値を置くという暮らしを送るというのは、どうしても「これで良かったんだっけ?」と迷ったり、「自分が間違ってたんでは?」と後悔したり、中々正直難しいところもあります。
このブログでは、私と同じような道を歩まれているそんな少数派のみなさまに私なりの「お気に入りの暮らし=favorite life (favolife)」を綴ってお届けしたいと思います。
ライフスタイル、考え方、健康法・・・・・・今の自分にとっての「お気に入り」をお伝えしていきたいと思います。
そして、一つでも、みなさまのfavolifeを見つけるヒントになれば、そんなにもうれしいことはありません。
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