【詩】こんにちは
【こんにちは】
朝から、こんにちは!
と、挨拶をしたのに
彼女はすごく残念な顔をし、チッと舌打ちをした。
私が元気よく挨拶したらいけないんだろうか?
そして
昼くらいに今度は
反対から「こんにちは」と顔を出してみた。
やっぱり残念な顔され
しかも彼女は疲れた表情を見せた。
やっぱり顔出すことは
歓迎されてないのかもしれない。
夜、彼女にもう一度後ろから挨拶をした。私なりに「お疲れ様」の気持ちを込めたのだが
彼女は、気分が悪いのか
眉間にシワを寄せたままスルーした。
帰宅後、彼女の日記には
最悪な1日だ。
朝から左足の親指
昼は右足の親指
夜営業から戻ると踵までストッキングが破れてしまった。
サイテー
と書いてあった。
やっぱりおとなしく
ストッキングの中にいたほうがいいみたいだね
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