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存在が美化されてくる

好きな人が離れて1ヶ月ほど経った
時間というのは本当にすごい
ほとんど感傷的になること悩むことは無くなった

傷ついてあんなに泣いたのに

いや、
考えてしまうことが無くなったわけではない
彼との思い出がどんどん美化されてきている

過ごした時間がさほど長くなかったこともあって
そもそも悪い部分が目についていなかったかもしれない

「恋は盲目」というが
好きっていう気持ちが尊くて
彼と過ごす時間がとにかく楽しかったから

思い出すのは
一緒に行ったところ
笑ってた顔とか
かけてくれた言葉
彼が話してくれたプライベートの部分だったり

特に彼から聞く家族のお話しは
私にはなかったことがいっぱいあって
素敵だった

彼に出会って
趣味や価値観が合うなと思っていたから
いろいろな影響を受けた

彼が「音楽の趣味が合いそう」って言ってきたのが
きっかけだったから
私の趣味嗜好も少なからず彼に影響していたはず

音楽は思い出すきっかけになるので
厄介だけど
聴いちゃう

ただ、時に彼はおかしな行動をとる人で
待ち合わせ場所も話してないのに
(忙しすぎて連絡したつもりになっていたんだと推測)
約束の時間に、
私が気になるといったお店に直接向かっていたりしたことがあった

こっちには全然伝わってないっていうw
勝手に予測変換しちゃってるようなことがたまにあった

一つのことに集中すると周りが見えなくなるタイプで
いろいろ気づきにくいって自分でも言っていた

でもちゃんと反省して
不安にさせちゃったよねって謝ってくる人だった

理数系の地頭が良い感じ
かわいい人だったな

ここだけ話すと別に何がいいのって感じかもしれないが
他にも
車の運転をしているとき
お店で店員さんと接しているとき
他人のこどもが落としたものを拾ってさっともとに戻しているとき
彼の優しい人柄に惹かれたし落ち着く人だった

そんな彼と出会ったことで
私が恋人に求める理想のハードルがものすごく上がってしまった

もしかしたらもう好きな人ができないんじゃないかと思うくらい
私が恋愛に求めるものが
ちょっと分からなくなったというか変化しているというか

今回の恋愛がいかに自分にとって
影響が大きかったかをひしひしと感じている


気持ちはなかなか変えられないし
好きな気持ちを無理やり忘れなくていい

漠然と寂しい気持ちになることもあるけど
今はひとりの時間を大切に過ごしたい

今の自分が誰かを求めるとかそんな余裕がないのが本音だ

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