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ドリル ベイビー ドリル

トランプ大統領が当選し、”ドリル ベイビー ドリル”が実行に移される時が来ました。アメリカのCO2排出量は増えるでしょうか。私は、ひょっとして2008年ごろから続く減少基調を維持するんじゃないかと思ってます。
シェールガスが増産される。→ガスタービン発電は再生可能エネルギーと補完性が高い。→ 再生可能エネルギー増加と石炭火力の減少が続く。というような経路で、です。
一方で、気候変動対策は2023年末ころをピークに、勢いが衰えているように感じます。それはやむ得ないことで、やり方が前のめり過ぎて間違っていたと思うのですよね。

そう思ってモヤモヤしていたところ、上のNote記事を見つけました。初めての埋め込みです。Noteすごいです―。キーフレーズを引用します。
「米国石油大手Occidental社のVicki Hollub社長は大統領選後のメディアインタビューで、「DACはトランプ氏にとって重要なアジェンダである米国のエネルギー安全保障に寄与する為、トランプ氏就任はDACにとってポジティブなインパクトがあると思う」とすら述べています。」

Occidental社は、1Pointfive社の親会社、1Pointfive社はCarbon Engineering社の技術を買収して、50万トン/年規模のDACプラントを今年2025年にスタートすると公表しているDACのトップランナーです。

トランプ氏の大統領就任を「地球温暖化対策不要論の大勝利」と思うと大誤解で、世界ではDACなども ものすごいスピードで進んでいる。どうやら、そういうことらしいのです。
トランプ大統領は、「性急な脱化石燃料を批判している」、ただし「地球温暖化対策の必要性を否定していない」。「脱化石燃料ではない地球温暖化対策(カーボンニュートラルはその一部)」は、論理的に言って、『CO2は処理を要する大量廃棄物である』という基本線 とニアイコールではないかしら?まさか、私がトランプ大統領と意見が合うとは思いませんでした。意外も意外な希望にたどり着いた所で、いったん稿を閉じます。次はOccidental社/1Pointfive社/Carbon Engineering社 。はやく御三家紹介して、私のアイデアなんかも語りたい。

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