持ち場
あっ!マイナスイオンです。
あなたはどんな肩書きをお持ちですか?
私はお察しの通り、
メインが主婦で、あとはいろいろあると見栄を張っておきます。(ダウト!)
この間、YouTubeで…
「木の中に住む」人を見たんですね。
倒木を補強して、その木の中でお茶を飲んだり、ご飯を食べたり、眠ったり…
あらゆるインフラが消えたら生きていかれないだろう私は、この人なら文明が消えても、ひとり森の中で生きているな…安心だ!(人類は滅びないだろう)
と思いました。
世の中には、いろいろな人がいます。
移動が好きな人は、新しい世界を開拓できる。
定住が好きな人は、その場所を栄えさせる。
冒険と安定と、守りと挑戦が混然一体となって、多様性を生み出すことによって…
人類はいついかなる状況でも全滅しないように工夫しているんじゃないかと思ったりします。
普段意識しませんが、著名人の訃報に心にぽっかり穴が空いたような気持ちになったりしませんか?
そんな時私は、この世に生きている人間がそれぞれの持ち場にいて、そこの守りが手薄になったような心細さを感じるんですよね。
ましてや、親族になればもっとそれは直接自分のピースが欠けたような喪失感に変わる…
肩書きのない私の持ち場は、人に憧れられたり、褒められるようなものではありませんが、これも一つの人類のバリエーションかな?と思いつつ、生きています。(私ひとり生き残っても、人類は早晩滅亡しそうですが…)
願わくば、木の中に住んでも、家の中に住んでも、お互いの持ち場を尊重しながら笑って暮らせたらな…と。