守るものに守られる話

みなさんは、子連れ狼をご存じですか?

烈堂率いる柳生一族の手により妻の命と職を失った、水鴎流剣術の達人で胴太貫を携える元・公儀介錯人拝一刀と息子・大五郎の、さすらいと復讐の旅物語。

子連れ狼 Wikipedia:フリー百科事典 

子どもの頃見ていた私の遠い記憶では、
大五郎を守るチャン!強いッ!そして乳母車に乗った大五郎、気丈!私だったら泣いてるなと呆気に取られた思い出。あと乳母車にウエポンが搭載されていたような…

そして一番気になったのが、大五郎どこかに預けてきたらもっと存分に戦えるのでは?チャン!と。

時は流れ…(私の現実の時間)
ポカンと見ていた私の傍に大五郎が、いや息子が!息子は大五郎のように気丈でもなければ乳母車で攻撃どころか眠ってしまう(当たり前だよ)
そしてチャン!いや、カーチャンは拝一刀のような強さは皆無…

最強バディ拝一刀親子に対して、この最弱バディマイナスイオン親子は、主に子育てにおけるありとあらゆる敵(トラブル)と闘っておりました。

でも、この闘いの中で一つ分かったことがあります。

大五郎がいたから、チャン!は強かったんだ!

と…
守るものがあるから、全力以上の力が出せる。
そして、

チャン!の心は大五郎が守ってたんだ!

と…
闘い(?)の中で傷ついた心が、息子によって癒されていることに気づいた今、守るものに守られていることもあるんだ…と子どもの頃の私に教えてあげたいというお話。

注)夫はいます…

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