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どうしても自殺したい人は、自殺してもよくない?

科学的な根拠のある、意外なデータが好きだ。
例えば、自殺未遂をした人に、その直後『今どう思うか?』
とたずねたデータがある。

ほとんどの人がこう答えるという
『死ななくてよかった。あの時はどうかしていた』

つまり誰も自殺に失敗したことを悲しんでいないのだ。
『あー生きていてよかった』と。

ということは、自殺に成功した人は、一時の気の迷いでやってしまって、うっかり成功してしまった人達なのだろうか?

僕は芸能人が自殺した時、職場の雑談で「どうしても死にたい人は、死んでもいいのではないか?」と自分の意見を話した。
すると、同僚から「死んだら家族が悲しむ。自殺したら、絶対ダメ」と反論された。

しかし、それは家族つまり他人から見た意見なのだ。
本人目線ではない。
恐らく本人は、生きていくのがつらく、家族のことを考える余裕すらないだろう。

もうひとつ思うのが、自殺するかどうかで悩むということは、「生きたい」という気持ちもどこかにあるはずである。
100%死にたいのであれば、とっくに死んでいるだろう。
「生きたい」と「死にたい」の両方があるから、悩むのだ。
数字でいったら。8対2とか、5対5といったところだろうか?

日本の30代以下の死因の一位は自殺である。
こんな国は他にはない。
若者が生きづらい国なのだ。
生きるのが、ある意味サバイバルなのだ。

僕はひろゆきが好きだ。
ユーチューブを見ていたら、酒を飲みながら、人生相談に答えていた。
その相談者は、学校でいじめられており、死にたいというものだった。
ひろゆきの回答は、学生時代いじめられていても、大人になれば、世界が変わる。
金さえ稼げれば、もてる。
どんなにイケメンでも、仕事をせず金がなければもてない。
ブサイクでも金があればもてる。
大人になった時、金を稼げるようになれば、世界が変わると伝えていた。
それまで、適当に生きろ、と。すぐに解決しようと思ってはいけない。時間が解決してくれることもある、と。
ひろゆきらしい回答である。
相談者にささるかどうかはわからないが。

さらにもうひとつ僕が思うのは、自殺の手前で救ったとしても、「その人の生きづらさ」は変わっていないということだ。
自殺したい根っこの部分はいまだ残っている。
最後だけ救うのではなく、精神的なケアをして生きたいと思えるようにする必要がある。
その辺の話は、行政や病院が介入できればいいのだが。
そんな人は相談しないだろう。
誰かに相談する、という発想すらないだろう。

ちょっと、とりとめのない話になってしまった。
僕が思う自殺について思うことを思いのまま書いた。
あまり触れたがらない話題だ。
しかし僕は、いわゆるタブーが好きだ。
これからも、機会があればタブー的な話を書きたい。

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