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「軽井沢のセンセ」からの暗号(15)〜新しい日本を目指した勝海舟と坂本龍馬☆
勝海舟・坂本龍馬の師弟愛
勝海舟が物部氏を先祖としているあらわれとして、掛軸があるとのこと、東京都港区の赤坂氷川神社へ向かった。
近くに勝の屋敷跡があり、3度も住居を変え赤坂に住んだといわれるほど、勝と赤坂のご縁が深いことは有名である。
神社でご祈祷を受けた際に立派な掛軸を拝観し、同時に、驚きの事実を知ることとなった。
なんとこちらの神社は、もともと赤坂に紀州藩のお屋敷があったご縁で、徳川吉宗公の産土神であり、現社殿は吉宗公建立であるという。
吉宗といえば北区だ。
おそれ多くも、ひろこのテーマは、東と西で、前作でも東京メトロ東西線に乗ったが、南と北もつながるとよいなと思い、南北線にも乗車した。
これで、どちらかというと南の港区と、北区が、何かのご縁でつながるかもしれない。
帰り道、ふと見ると近くに「勝海舟・坂本龍馬の師弟像」があり、あまりの迫力に間近に行った。
テレビ番組からの学びによると、
勝は龍馬に「朝廷や幕府、藩同士の争いなどバラバラになっているいまの日本をひとつにすることへの重要性」を伝えたという。
龍馬は、「幕府や藩という枠組みでしか世の中を捉えられなかった当時の武家社会」において、
「『日本』」という新しい国のかたちをイメージした」という。
小さな違いで争っている場合ではない日本。
違いをこえて、それぞれの良さを生かし、力を合わせた時にこそ、日本の良さは光る。
今こそ、派閥や垣根をこえて、協力し合う時が到来している。
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