【食べ物ネタのタネ】絶望レストラン(仮)
ごきげんよう、りどもあ。です。
今日はシンプルカレー&水餃子です。
カレールー使ってるくせに、なかなか理想のカレーになりません(笑)
今日こそとろみがあっておいしいカレーつくるぞっ。
絶望レストラン(仮)
◯登場人物◯
サラリーマン
上司
レストランシェフ
起
どこかの裏路地にひっそりと建つという「絶望レストラン」。人生に絶望した人の前に現れるという不思議なレストランらしい。
承
ある日、上司のミスの尻拭いで婚約者の誕生日ディナーに遅れ、「来週のうち親に紹介するのも仕事で来られないでしょうから、もういいです!」彼女怒って帰る。これまで一度もモテたことがなく、奇跡のような年下彼女だったのに…これが最初で最後の結婚のチャンスだったのにと半べそ。
でも生来のへそまがりでどうにも謝る気にならない。
転
すると目の前にレストランが現れる。「れすとらん でぃすぱいや」間抜けな看板だと思いつつ中に入ると、薄暗い店内に薄暗いシェフがたっている。
夕食をとメニューを注文して、一杯だけお酒を頼んだ。料理が運ばれてくると、なぜかシェフが隣に立ったまま動かない。ポンと肩をたたかれ、優しげな微笑みをむけられるとつい今日の出来事を涙ながらに語ってしまった。
結
「それで、あなたはどうしたいのですか?」催眠術のような優しい声に思わず「彼女に謝りにいきます!謝ってだめでも、何度でも!!」と答えていた。そこから気付けは店から飛び出して、彼女に謝罪。彼女も許してくれた。後日その店を探して歩き回ったが、ついぞみつけることはできなかった。
裏設定で、このシェフの料理の味が「絶望的」というのを考えていました。死ぬほどまずい。
死ぬほどまずい料理で目が覚めて自分の気持ちに正直になるか、菩薩のような優しさで本心に気づくか。
未だ料理で人を殺したことはありませんが、やりかねないのでこれからも「不殺(ころさず)」を守っていきたいと思います。
りどもあ。