【入れ替わりネタのタネ】ホテル トランジット(仮)
ごきげんよう、りどもあ。です。
今日の夕飯はそぼろ豆腐あんかけと、水餃子!
まだレシピもみてないけど、そして料理は苦手だけど、一生懸命やれば何とかなるだろう。
おいしくできますように。
ホテル トランジット(仮)
◯登場人物◯
殺人をしようとしている夫
冷酷な妻
支配人
起
とある夫婦。外ではたいそう仲良しだが、妻の嫌みとDVが激しく、いつも顔色をうかがう弱気な夫。
妻も妻で弱気な夫(彼女は細マッチョのThe 男!という男が好み)に日々イライラを募らせていた。憎しみが深まり続ける2人。
承
ある日夫は妻を殺害する計画を立て、旅行を提案する。真夜中にインターネットで見つけた不思議なホテル。小綺麗で山奥にあり、殺人にはおあつらえむき。また、可愛らしい内装も妻が好みそうだ。早速予約。
ホテルでゆったり過ごす。妻が突然甘いものが食べたいと駄々をこねる。怒りを胸に、そのケーキに毒物をいれることを決心して、車で山を降り麓の街でケーキ探しをする。
転
散々ケーキを探すも見つからず。
あきらめて部屋に戻ろうとすると支配人から別な部屋の鍵を渡された。
夫「これはうちの部屋じゃないよ」
支配人「いいえ、鈴木様のものでございます」
夫の名字は鈴木ではない。状況が飲み込めずあたふたしていると、帰りの遅い夫を探しに妻がやってきた。が、夫を素通りして後ろにいた男に声をかける。
結
普段の夫とは正反対の男らしい男だった。妻もご機嫌でおしどり夫婦そのもの。鏡をみると自分の顔は別人になっている。まるで、「他人の人生に乗り換えてしまったよう」だった。
最初は自分の人生や友人を失ってしまったと落胆したが、考えようによっては本当に「人生がやり直せる」ということだ。
男は扉を開け、まぶしい外の世界へ新たな一歩を踏み出した。
ボタンのかけ違えのようなささいな出来事で、全く違う人生を歩むことも出来る。
そんな風に思ったところから着想しました。
「今日から違う人の人生です」
そういわれたら、あなたは嘆きますか?
それとも喜びますか?
りどもあ。