見出し画像

「創世神話」2話〜愛を探して〜

リーディングマスター・まさみちです。神秘的な探究と共に、心理的作用も研究し、「悟りを開いた者(目覚めた者)」として心理カウンセリングを行っております。抽象的表現でノラリクラリかわす、スピリチュアルの世界に疑念を感じつつ、問題の本質は“何か?”と、問い続けて辿り着いた先が『命聖への扉を開く』ことでした。スピリチュアルを漢字で書くと「命聖」となり、この世界は多くの方がわかりやすく解き明かしてくれています。けれども曖昧な表現が多く、真理の探究には到らないものばかりでした。それならば自身で道を開くしかないと活動しております。

このシリーズは、宇宙人が登場します。この星の物語を解き明かして行くには不可欠の要素だからです。彼らが何故この星に来たのか、どうして今はおらず、人類はこの現代文明の状態にあるのかを壮大な宇宙絵巻物として紹介出来れば幸いと考えております。

私自身、研究者気質が強い故に、物事の重要な側面をかいつまんで紹介していきたいもので、物語調にはならないかも知れませんが、ご容赦ください。

人類の物語は言葉を覚えてから

言葉を話す前の人類、ホモ・サピエンスは「1,言うことをよく聞く大人しい種」であり、アヌンナキからすると、主に「血液」「神経伝達物質の抽出」が主要目的であったようです。

「2,優しくするとより親睦的になり何でも手伝おうとする」もので、関わっていて飽きることのない愛くるしい存在でした。必要な血液採取の為の人員確保でも、死への連行がある時でも必要とされればついて行くものでした。部落から人員が減っても、それを受け入れ「向こうの世界(宇宙人に連れて行かれた先)」でよくやっているに違いないと考えるくらいしか出来ないものでした。

この当時の知能は、前向きな判断能力を持ちつつも、見えているものしか認知できず、嘘もつけない為、変化をただただ受け入れていく自然と一体となっている存在でした。

「3,道具は教えた使い方しか覚えない特徴があり、従順過ぎるもの」であり、宇宙人からすると「主体性は無いのか?」と、理解しがたい行動をするものでした。狩猟することが得意であり、おしゃれなところがよく目に付き、見せたがりであり、褒められたがりです。個人的な主張より、全体を意識した動きがよく見られるものでした。

「4,変化に適応する能力が高く宇宙人がいても、自分たちの生活リズムに従って動く」もので、定住しない生き方をしていました。

言葉を交わさないものの、鳴くこと、吠えることなどの発声は出来る為、意思を表現することはありました。下の者たちは上によく従い、増えると群れが別れて生息圏が広がっていくものでした。

この従順で愛くるしい存在が「話が出来たら?」という思いから、双子座の宇宙人、カストル(有名な固有名詞を知らないので、この名で呼ぶものとします)は優秀なホモ・サピエンスの亜種を創成することを立案します。

アヌンナキの属星であるカストル(他にアルクトゥルス、シリウス、オリオンも属星)は、自治も認められているものの無言の抑圧がありました。それでも長年の関わりにおいて、より良好な関係性を築き上げる為、「この地球にも知能のある対話できる種」がいることの方が、より建設的にこの星を改良できるのではないかと考えたのです。

有能で優しく知性豊かな人類を創成する為に、あらゆる実験をするようになりました。その祖になる「アダム(ヒルコ)」の創成はカストル宇宙人の精子をホモ・サピエンスに受精させ、37代に渡り、同一精子(イザナギ)による交配は重ね、37代目のホモ・サピエンスから採った精子と、カストル宇宙人の卵子と交配させて受精卵を作り、カストル宇宙人から出産させた存在が「アダム(ヒルコ)」になります。

アダム(ヒルコ)とイブ(アハシマ)

このホモ・サピエンスとカストルとの37代に渡る交配を重ね、様々な遺伝子操作がされており、カストル宇宙人の卵子にも、37代目から採取した精子にも遺伝子工学が適応され、「魂のテロメアの分化」が行われました。

それにより生を受けた「アダム(ヒルコ)」は、軟弱でありつつも、知能が高い言語野(脳の領域)を発達させることに成功したのです。

アダム(ヒルコ)が8歳になり、精子を採取出来るようになると、その精子とアダム(ヒルコ)と同一母胎(イザナミ)からの卵子と受精させ、生まれたのがイブ(アハシマ)になります。

このイブが12歳になると、卵子を取り出せるようになり、この卵子と様々な遺伝子組み換えをした精子を掛け合わせて、ホモ・サピエンスたちに出産させていくことが実験の基礎になっていきます。

この時に魂のテロメアを分化(一つの魂を複数に分けること)をすることで、より優秀な魂を宿す肉体の創成が試みられました。

これにより、現代において一人の肉体の中に、複数の魂が同居し、複数の過去世を持ち合わせている複合体が確認出来ています。二つの魂持ち、四つの魂持ち、九つの魂持ちが確認されており、どの複数形の魂もこの時の実験が元であり、現在、複数の人格が同居する不安定な感覚を持つ人がいます(※この話を知ると、自分も複数の魂を宿していると思う人がいますが、大変希です。魂は一つでも不安定で複雑な精神状態に陥ることはしばしばあります)。

分け御霊の概念とは全く違うものです(※過去世の記憶に偉人など、体験したかのように見る事例がありますが、当事者ではなく観察者の記憶を当事者と錯覚して過去世を紐解いていることが多く、精密さに欠けているもので真理に照らすと誤解だったと解るものです)。

魂のテロメアの分解実験は、地球上だけでなく宇宙人の時代にも行われているものなので、宇宙での人体実験経験者の魂は別れている場合があります。

この人類創成の人体実験において、後々に多大な問題を生み出すカルマを生じさせるものとなります。命を与えられた者が「物」のように扱われることに、理解が及ぶかどうかが創成への答えの鍵となるものとなりました。

カルマというものの意味は、「行為」です。思いを動かしている、意思の働きかけのことであり、「〜思っています」「〜やっています」「〜と信じています」「〜と記憶しています」など、継続的に向けている意思の流れのようなものです。

このカルマが今まさに生み出され続けることで、様々な苦悩を創り出し、精神的においても、身体的においても辛く苦しい現実を創造しているものですから、人類はこの心の使い方の間違いに気づかなければならない課題を背負っているものです。

アダム(ヒルコ)の創成によるカルマ

人類は宇宙人により言語を持てるようになったものの、それにより約束などルールが強く守らせられるように到るものの、そのルールが執着を生み出し、刑罰となる戒めにより心の認識が固定化され、時の流れに対応出来なくなったのです。

今を生きられなくなり、「終わり、未来、現在、過去、始まり」の五つに心が砕けてしまい、カルマを解消する為に永遠の時を生きるようになったのです。

始めに創られたアダムは、弱々しい存在でした。それまでの元気な人類と比較するルールを適応すると、現代の人類の誰しも感じてしまう「思い」が働きます。

その人類の「思い」が向けられることで、アダム(イヴ)は以下のカルマを自力で取り除く必要が出てきます。

1,生まれたくない。

2,望まれていない。

3,満たされない。

4,憎悪しかない。

5,知りたくない。

6,存在していない。

イブ(アハシマ)の創成によるカルマ

7,解ってもらえない。

8,受け入れてもらえない。

9,狂気しかない。

10,どこにも居たくない。

11,捨てられたい。

12,生きていたくない。

アダム(ヒルコ)とイブ(アハシマ)の共通のカルマ

13,仲を引き裂かれている。


このカルマ(行為・業)と引き換えに、人類は「言葉」を使えるように変化しました。

話せる種は、話せない種をよく助け、宇宙人との橋渡しをよくしてくれるようになりました。より良く働き、より賢くなり、活動的になり、道具をよく使いこなすように変わり、歌を歌うようになりました。

この言語をもたらすことで、アヌナンキはホモ・サピエンスを母星に連れて行くなどし、独自で改良を進めるようにもなりました。

東アフリカを拠点としたアヌンナキの人体実験からホモ・サピエンスは始まっていますが、カストル(双子座)の宇宙人や、他の宇宙人(アルクトゥルス、シリウス、オリオン)の関与により、様々な地域に移住させることもあり、徒歩での移動による広がりだけでない、いきなりの転在も出て来ました。

アダム(ヒルコ)とイブ(アハシマ)の創成は、日本の九州であり、実験体が成功し、成人するようになり一定数になると、拠点をイスラエルに移します。

アダム(ヒルコ)は、24歳まで、イブ(アハシマ)は、22歳まで生きて、日本の地で亡くなっています。

言語中枢などをいじる人体実験は五回確認され、最初の人体実験について記述するものですが、創世記のアダムは五回目の実験体を指しているものです。

宇宙人たちは、様々に関与しつつも、独自性を重視してはどのように発展していくかも見ていました。ただ、言語を話すようになると「1,独自解釈に歪みが生じてしまい、修正することが必要になる(深い知性が必要)」「2,物事を関連付けて理解させるようにしないと納得出来ない」「3,宇宙人と距離を置かれることを寂しがるようになる」「4,教えていないことを考えるようになり、解釈の間違いに手を焼くようになる」などしてしまい、これまで放置して構わない関係性から、干渉し続けないといけない関係性に変化していくことになります。

宇宙人たちが人類に干渉したことで、「1,嘘をつく」「2,疑問を抱いたことを告げない」「3,幻想を信じる」「4,自分がみんなの為に犠牲的な支えとなる」「5,宇宙人を神と信仰するようになる」というカルマを生み出してしまい、これは現在に到るまで解消できない問題として根ざしているものです。

〜愛を探して〜

リーディングでは、カストルの宇宙人は好意的なイメージで言語を与えようとしているものです。言葉を話せるようになると、どこまでも豊かになれると感じていたものです。親心と言えばそうなのでしょうが、見ての通り人体実験に伴う犠牲的カルマの発生は、後にいたたまれない程の悲劇さえ、生み出していきます。

命聖(スピリチュアル)の扉を開いて、この当時の創成の意味を読み解くと、以下のように読み取れます。

1,「アヌナンキからの解放(上が下を支配する構造の打破)」

2,「真理に基づく世界の創世(自我からの解放)」

3,「この世界の構造を知り、一人ひとりが創造主となること」

4,「刑罰や罪からの解放(魂の救済)」

5,「創成されたものの、創造した宇宙人の友人として仲間として加わること」

これらが、カストル(双子座)の宇宙人が、アダム(ヒルコ)とイブ(アハシマ)に託した思いです。

人体実験のカルマにより、「知恵の実」をかじることで利己的な自我が生じてしまい、「楽園の追放」という言葉を持たない豊かな愛の世界から追い払われてしまい、転生する程に前世の記憶を覚えられなくなっていくことで寿命のような概念が形成され「生命の実」の自己修復(ヒーリング能力)が失われていくことになりました。

言葉が無い時は、底抜けにポジティブだったのです(ネガティブが存在していませんでした)。

言葉を持つことで、2万年(紀元前6万年辺り)も経過すると自我こそ自分の心だと信じる者たちが大半を占めるようになり、天の声がどんどん届かなくもなっていきました。ここから本格的にカルマの檻が形成され、宇宙人たちも気づかぬうちに地球人に転生するようになりました。

地球は、宇宙人たちの「結び目」としての役割が担わされており、強い関心を寄せる星でもあることと、お気に入りの民族を育てる魅力に取り憑かれていく時代へと入っていくこととなりました。(紀元前6万年〜紀元前1万年まで)

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?